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【カバラン・クラシック】のレビュー!

satoimotaro

カバランの正統派はどんなお味?!

サトイモの感想はい、好き!!

好き度:8/10

コスパ:6/10 参考価格¥9000円前後

おススメする人
  • 台湾濃厚フルーティを飲みたい
  • 香り高いリッチなウィスキーを求めている方
  • いろんなフルーティを味わいたい方

香り:フルーティ、エステリー、上品なシェリー、はちみつ、バニラ、熟したぶどう、甘く濃厚な香り

味わいスムーズ、ハチミツのようにねっとりとした甘み、ブランデーのように葡萄の濃縮感がありつつもしつこくない、少しの渋みがよい

加水すると、香りがさらにひらき、味わいに渋みが増してスパイシーさも、良き

恐る恐るハイボールにすると、素晴らしい!!フルーティトロピカルが一気に花開く!

satoimotaro

濃厚南国系でいいねぇ!

カバラン蒸留所について

参照:スコッチウィスキー・トレイル (2016)

  • 年間生産量:1300万ℓ

フード&飲料の複合企業のキング・カー社が所有するカバラン蒸留所の建設は、スコットランドはロセスのフォーサイスに(必然的に)工事を委託して2005年4月に始まった

完成した蒸留所は2006年の3月11日に創業を開始した。

今やカバラン蒸留所は尊敬を受けるメーカーであり、また「熱帯での熟成効果」というウィスキー科学の新たな分野を扱う研究所でもある。

ここでの年間の平均ロスは15%だ。

足を踏み入れると樽から蒸発するウィスキーが目に見えるようで、頭上の天国で天使の聖歌隊が酔っ払って騒ぐのが聞こえてきそうだ。

この場所を選んだ理由は2つあります」とブレンダーのユー・ラン・「イアン」・チャンは説明してれくた。

「雪山山脈の天然水が蒸留所の地下に溜まっています。それに宜蘭県の75%が山地なので空気がきれいでスピリッツの熟成に最適なんですよ」

チャンは最初からクリアなフレーバーのラインを造るつもりだ。

これは発酵槽に2つの酵母を加えることで得られるという。

市販の酵母と、蒸留所周辺に生息する野生酵母から分離した酵母を混合します。こうするとカバランのニューメイク・スピリッツの特徴であるフルーティな個性マンゴー、青りんご、チェリーなどが生まれるのです」

2回蒸留の後、フルーティなニューメイクは木材を複雑に合わせた樽で熟成される。

樽を選ぶのはチャンがメンターと呼ぶジム・スワンである。

樽はアメリカオークがベースだがシェリー、ポート、ワイン樽も使う。

チャンとスワンの一番の狙いは、複雑な風味も育てつつこの急速な熟成環境を利用することだった。

蒸留によって消えない香味を残さねばならなかった。

ここはマイクロ蒸留所ではない。

カバランは年間1300万ℓのウィスキーを生産でき、設備拡張の予定もある

それに情報提供的な一面も備えている。

毎年100万人が見学に訪れ、テイスティングルームも設置された。

現在は定期的にウィスキーショーを世界に向けてアピールも行っている。

カバラン蒸留所は「地方の変わり種」などではなく、身の回りの条件、気候や酵母に限らず、広く台湾のグルメ文化を詳しく研究してこれだけの業績を上げた世界的リーダーと言っていい。

ここで造られるのは単なる台湾産のウィスキーではなく、台湾でしか作れないウィスキーなのである

まとめ

開けたての香り立ち、味わいの素晴らしさが、何日かおいて飲んだ時に印象ががらりと変わり(悪い意味で…)、???となりました。

しかし、そのあと再び時間をおいて(2、3週間くらいかな?)飲んでみると、あら不思議、再び美味しい。

これ、何?熱帯のマジック?

同じ経験した人、知ってる人教えて…

いずれにしろ、美味しくなって帰ってきてくれて、ほっと一安心。

これがなければ好き度10だったんですけねぇ。

また変化あるんやろか…数か月後また飲んでみよう。

ではでは今日も夜な夜な琥珀色、また!

ABOUT ME
satoimotaro
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コロナ禍で沼にはまる。蒸留所の歴史やボトルに込められた情熱に想いを馳せながら夜な夜な琥珀色を求めて旅を続けています。