イスラエル他

【M&H シングルカスク ex:バーボン】のレビュー!

satoimotaro

濃いね、66.6%!!

サトイモの感想濃厚スウィート極まる!

好き度:9/10

試してみる価値度:8/10 参考価格

おススメする人
  • M&Hのバーボンカスク濃い目を飲みたい
  • 甘くフルーティの極みを感じたい方

度数:66.6%

香り:濃厚な蜂蜜とカスタードバニラ、ジューシー柑橘

味わい:さすがの度数により喉食道が焼ける…少し加水します、あまぁくリッチ、しっかりピートフレーバーが口を覆いスパイシーさも、濃厚な蜂蜜はそのままにジューシィなオレンジ、少しのウッディ渋み

satoimotaro

こらまたすごい酒!

ボトル情報

こちらは40ppmのピーテッドタイプ原酒を蒸留所の個性がつかみやすいバーボン樽(容量200リットル)で熟成したものとなります。

Ⅿ&Hとしては長めの4年8か月という熟成期間と合わせて、このスペックでのシングルカスクは日本初登場となります。

熟成庫の中でも最も気温の変化がダイナミックなエリアから選定した一樽のため、樽入れ時のアルコール度数(63.5度)を超える66.2%というハイプルーフとなりました。

ノンチルフィルター、ノンカラード

ボトリング数:157本

M&Hの蒸留責任者トメル・ゴレンより

私たちのコンサルタントだった故ジム・スワン博士は、小さな国土に4つの異なる気候ゾーンがあるイスラエルはすばらしい実験場だと言っていた。

1年前には「テロワール」シリーズの第1弾として、高い評価を得た「エイペックス デッドシー」を発売しており、現在はさらにガリラヤ湖、エルサレム、砂漠という3つの地理的ゾーンでウイスキーを熟成している。

これらの発売は約6カ月後になる見通しだ。

ーForbes Japanのインタビューより

M&H蒸留所について

参照:HPより 

M&Hは2013年にイスラエル初となるウイスキー/スピリッツ蒸留所として、ウイスキー業界で数々の新規蒸留所へのコンサルティングで成功に導いた故ジム・スワン博⼠をアドバイザーに迎える形でテルアビブ市に設⽴されました。蒸留開始は2014年となります。
年間300⽇以上が晴天という地中海性気候がもたらす暑さと、海沿いという開放的な環境がTHE M&Hのウイスキーを急速に、しかし優雅に熟成させます。
全ての⽣産プロセスについて妥協の無い最⾼品質を⽬指しつつ、STRやイスラエル産⾚ワインといった特徴のある樽の選定や死海での熟成の試みなど、⽇々新しい挑戦を続けております。

まとめ

バーボンカスクの中でも特に好きな一本となりました。

とにかく濃厚、でもバーボンの50%以上の濃厚なものとは別次元(素材違うから当たり前ですが…)。

むちゃコクがあるというか、甘みの質が上品…

スウィート系でも上位に入る美味しさ!

Ⅿ&H、恐るべし…

ではでは今日も夜な夜な琥珀色また!

ABOUT ME
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コロナ禍で沼にはまる。蒸留所の歴史やボトルに込められた情熱に想いを馳せながら夜な夜な琥珀色を求めて旅を続けています。