スコッチ

【アバフェルディ12年】の感想!

satoimotaro

デュワーズのキーモルトで有名だね!

サトイモの感想:上品ハチミツフルーティ!

好き度:8/10

コスパ:7/10 参考価格¥5000~5500円(22/9→24/4 ¥9000円前後↑某ユーチューバーさんにより一時的に高騰か)

おススメする人
  • デュワーズのキーモルトが気になる方
  • 上品なスィートフルーティを味わいたい方

香りみずみずしい青りんごや梨のフルーティさ、シトラス系の酸味も、上品なハチミツ、カラメル、スパイシーさ感じる

味わい香りほど味わいは重たくなくライト、クリアでスムーズ、心地よいフルーティさ、甘さも控えめ、余韻にスパイシーさも

一口メモ

ヘザーハニーと呼ばれるハチミツの香りが特徴

satoimotaro

優雅な女性のようなウィスキーだねぇ

感想

デュワーズのキーモルトとして有名なアバフェルディ。

デュワーズ・ホワイトラベルしか飲んだことがなかったので、あまりの上質さにびっくり

12年以上のデュワーズにはこのアバフェルディのフルーティさ、ハチミツ感、リッチテイストは反映されているのでしょうか?

キーモルトからブレンデッドに興味を持つという逆パターンになってしまいました。

ハイランド、スペイサイドのシングルモルト、やはり恐るべしクオリティです。

では今日も夜な夜な琥珀色、また!

アバフェルディ蒸留所について

参照:世界のウィスキー図鑑 デイブ・ブルーム:著

  • 主なブレンド先:デュワーズ・ホワイトラベル、スコティッシュリーダー
  • 年間生産量:350万ℓ

1805年ジョン・デュワーアバフェルディから3キロほどの辺境の地シュナベイルの農家生まれた

大工の見習いだった23歳のころ、遠縁のワイン商を手伝うためにパースに出向いた

1846年に自分で事業をおこしてウィスキー取引を始め世紀が終わるころにはデュワーのブレンデッドウィスキーは世界中に50万ケース以上を売り上げるようになった。

そこで蒸留所が必要になり1898年にアバフェルディで創業した。

なぜ、アバフェルディを選んだのか?

ジョンの息子アレクサンダーとトミーは、その気になればどこでも建てることができたはずだ。

19世紀終盤にはスペイサイドが最適な土地だったはずだ。

しかし彼らは父親のひなびた生地から見える土地に蒸留所を建てた。

そこで父ジョンが幼少期、裸足で燃料用のピートを運んで歩いて売っては学費に充てていた。

アバフェルディを選んだのは、そこが息子たちにとって心のよりどころだったからである。

長時間の発酵によって蜜ろうとハチミツの風味が生まれ、ネックの細い、玉ねぎ型のスチルでゆっくり蒸留させることで凝縮される。

カットポイントを早めに行うことで保たれた繊細な香りが、リフィル樽やファーストフィルのアメリカンオーク樽による熟成で、最高の状態になる。

いっぽうワクシ―感が重厚な口あたりを生み長期熟成を可能にしている。

ブレンディング会社の要求に応じたスタイルを作るために建てられた蒸留所ではあるが、アバフェルディという立地は、土地と人との精神的なきずなを物語っている。

実用性と人の思いに基づく由来が融合しているのだ。

ABOUT ME
satoimotaro
satoimotaro
コロナ禍で沼にはまる。蒸留所の歴史やボトルに込められた情熱に想いを馳せながら夜な夜な琥珀色を求めて旅を続けています。