アマハガン、今まで外れがないよ?
サトイモの感想:シリーズで一番好き!!
好き度:8/10
試してみる価値度:8/10 参考価格¥7000円前後(24/9)
- アマハガンシリーズがお好きな人方
- ミズナラを感じたい方
- 響などの高額ミズナラタイプが買えず、どうにかならないかと思っている人
度数:47%
香り:素晴らしい、ミズナラしっかり、独特なウッディ感、スウィート、赤いフルーツ
味わい:とてもスウィート、スムース、少しアルコール刺激、アマハガンの南国フルーティさ、スウィートさとリッチ、それでいて独特のミズナラ感もあり、バランスも素晴らしく隙がない、余韻少しスパイシー
加水で、一気に南国が広がりフルーティさ全開
ロック 甘さ維持しつつ、フルーティさも健在、だが少しの渋みも △といったところ
ハイボール 洋ナシのフルーティさが開き、また違った顔を見せる、相性抜群!
ここ最近で一番好きかも!
アマハガンについて
滋賀県長浜市にある長濱浪漫ビールが運営する長濱蒸留所。
日本最小クラスの蒸留所で、ポットスチルも世界最小クラスのものを使用しています。
蒸留所面積8坪だって!?すごい狭い!
2016年11月に蒸留を開始して、2018年からワールドブレンデッドモルトシリーズ「アマハガン」をリリースしています。
名前の由来ですが、AMAHAGAN、これを逆さに読むと、NAGAHAMA、ナガハマ、長濱ですね。
前知識なく、わかった時は、謎解きを当てた快感がありました、笑。
ブレンデッドウィスキーではなく、ブレンドデッドモルトウィスキーなので、モルト原酒のみで構成されています。
(限定ものの中にはグレーンをブレンドしたものもあるようです)
このシリーズは、スコットランドのハイランドモルト5-10年熟成の原酒と長濱蒸留所の原酒をブレンドしたもの。
長濱のモルト原酒は、麦汁を濾過する網の目が粗いので、麦の粒が大きいものも一緒に発酵させることで、麦の甘みや旨味がダイレクトに表れるといいます。
アマハガンシリーズの特徴はブレンド。
ウィスキーづくりでもっとも重要な工程ブレンドに焦点をあてて様々な試みのリリースがなされています。
ワールドウィスキーアワードで、リリースした多くのボトルが賞を受賞しています。
ちなみに長濱蒸留所は国内初の蒸留所原酒ブレンドを行ったことでも業界とウィスキーファンを驚かせました。
イナズマシリーズのシナジーは、五郎丸蒸留所とのコラボ。
ブレンダーの屋久氏いわく、
「五郎丸はピートがきいているが、同じピートをきかせたものでは面白くないので、長濱としてはノンピートやビール用のモルト「ラオホモルト」をアクセントに使用してブレンドした」
ITARU’s BAR channelより
ラオホモルトは、ポーター、スタウトビールで使われるもの。
ラオホ=煙、ブナの木を燻してモルトを乾燥させたものでウィスキーのブレンドに用いたところ独特の麦の甘みと香りを実現できたとのことです。
まとめ
いやはや、長濱蒸留所、やってくれましたね。
このミズナラ、アマハガンシリーズの初期№3だけど、猛烈に美味いよ!!
ミズナラを追い求めて響で目ざめて、これを飲んだら、いやこれでいいやん!
価格少し高くなってきてるけど、響より全然釣り合うやん(響、超絶好きだけど、高い…)!
再び、響ジャパニーズハーモニー飲んだけど、確かに美味い…でも少しのアルコール感が否めない…
ここのは、アマハガンのシリーズものでもそうだけど、アルコール感がほぼ皆無。
その違いだけでも、チョイスする価値あるなぁ。
いやぁ、おススメです!
ではでは今日も夜な夜な琥珀色また!