ウィスキー雑談

【山鹿蒸留所(熊本)に行ってきたよ!】

サトイモ初となる蒸留所見学

サトイモの友人が熊本にいるので遊びにいくことになりました。

九州には有名どころで鹿児島の津貫蒸留所、嘉之助蒸留所があります。

サトイモは北九州在住なので九州を南下する折には、素晴らしいロケーションでウィスキぺディアで蒸留所紹介されていた嘉之助蒸留所に行きたい!と思って調べたところ、日程と一般見学休止日が重なるという悲劇…

諦めきれず、他に蒸留所はねぇか、泣く子はいねぇか(自分…)、ということで道中の熊本県山鹿市にある山鹿蒸留所を発見!

(ショップ、見学施設は23/4/16にオープンとのこと、まだほやほややねぇ)

即予定に組み込みます。

田舎道の山の中、途中土砂崩れで通行止めをくらうものの、迂回して着きましたよ。

のどかな山の中腹、静かに居を構える山鹿蒸留所…

とても雰囲気いいですよ、テンション上がりますよ!!

初めての蒸留所見学、ドキドキします…

蒸留所見学

見学は、店内に入り右側の階段を上がって窓から工場内を見下ろすことができます。

案内があるわけではありませんが、ウィスキー作りの製造工程を壁掛けの表示に掲載されていました。

(廊下の壁側に収められていた模型小型ポットスチル↓)

奥にCRISP社(クリスプ)の表記入りの袋が↓

原料のモルト(大麦)は日本のほとんどの蒸留所が海外に依存しています。

安定して良い品質の原材料が手に入るのがメリットといえますね。

発酵槽はステンレス製で5基設置されています。

↑麦芽粉砕・仕込で得られた麦汁に酵母を加え、約4日かけてアルコール発酵を行う↓

蒸留器は2基。

胴体とネックの間にふくらみがあり山鹿灯篭をイメージさせるバルジ型。

山鹿灯篭↑

綺麗な酒質を目指し冷却器に接続する渡りを上向きに設計されている。

ニューボーン・ニューポットのレビュー!

そしてなんといっても、試飲コーナー!!

ニューボーン(1年熟成)、ニューポット(樽熟成前)飲み比べ、燻製ナッツ付きで700円?800円?位でしたよ!

早速レビュー!

どんなニューポットでも、酒質はヘビーですが、ここのはかなり飲みやすい!

サイダーのようなクリアさ柑橘系のフルーティさ、水あめのようなねっとり甘みが特徴的でした。

さてさてニューボーンはいつものテイストで…

度数:58%

好き度:9/10

試してみる価値度:10/10 

おススメする人
  • デザートウィスキー、スウィーツ系をお求めの方
  • マイクロ蒸留所の底力を知りたい方

香り:甘いスポンジケーキ、バニラ、ミルクキャラメル、少しアルコール感、レーズン、いちごジャム

グラスの余韻は黄桃

味わいスウィート、スパイシー、ミント、濃厚なキャラメル、58%にしては驚くほどスムーズ

satoimotaro

蒸留所で飲むと雰囲気も相まってめちゃ美味い!!

感想

大満足の蒸留所見学!

あまり知られていない蒸留所のウィスキー、めちゃ美味いよ!?

ネットでも全然流通していないけど、これはどうやって買えるの?

お店の方に聞くと、店内在庫はなく次に放出するのは11月の祭りのタイミングなのだとか。

今は10月!来月!

そして、店内になぜか津貫蒸留所のパンフレットが…

調べると、津貫が技術サポートで入ってるのだとか!

納得!美味しさの秘密、隠れてましたね…

とはいえ、新たな知見を与えてくれた山鹿蒸留所に感謝でした。

とりあえず九州内のウィスキー蒸留所制覇したい…

本当の旅が始まりそう…

ではでは今日も夜な夜な琥珀色、また!

ABOUT ME
satoimotaro
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コロナ禍で沼にはまる。蒸留所の歴史やボトルに込められた情熱に想いを馳せながら夜な夜な琥珀色を求めて旅を続けています。