度数68%!今までで一番高い!
サトイモの感想:濃厚に骨太なのにリッチにスウィート~
好き度:8/10
試してみる価値度:8/10 参考価格
- シングルカスク(一樽からの原酒)を体感したい方
- STRカスクが気になる方
- 上質なシングルカスクを味わい方
度数:68%!!
香り:リッチ、シェリーの甘さ、紅茶、ラムレーズン、シトラスミント
味わい:濃厚スウィート、度数のパンチがすごい、喉が焼ける…加水して、芳醇なレーズン、紅茶の茶葉、メープルシロップ
これはロック!渋みがいい感じに甘さとシェリー感はそのままに
最強に濃厚!
ボトルについて
日本市場限定のシングルカスク・カスクストレングスの登場。
故ジム・スワン博士といえばSTR樽。
同博士のコンサルティングを受けたⅯ&HもSTR樽を得意としております。
熟成庫の中でも最も気温の変化がダイナミックなエリアから選定した一樽のため、樽入れ時のアルコール度数(63.5度)を超える68%というハイプルーフとなりました。
ノンチルフィルター、ノンカラード
ボトリング数:232本
蒸留所コンサルタントのジム・スワン博士が考案した赤ワイン樽で、ウイスキーの熟成に用いられる樽です。
STRは「シェービング(Shaving)」「トースティング(Toasting)」「リチャーリング(Re-Charring)」の頭文字を取ったもので、ワインに直接触れていた層を削り取り、その下の層を熱処理して活性化させることで、無垢なワイン樽の要素を原酒に与えます。
私たちのコンサルタントだった故ジム・スワン博士は、小さな国土に4つの異なる気候ゾーンがあるイスラエルはすばらしい実験場だと言っていた。
1年前には「テロワール」シリーズの第1弾として、高い評価を得た「エイペックス デッドシー」を発売しており、現在はさらにガリラヤ湖、エルサレム、砂漠という3つの地理的ゾーンでウイスキーを熟成している。
これらの発売は約6カ月後になる見通しだ。
ーForbes Japanのインタビューより
M&H蒸留所について
参照:HPより
M&Hは2013年にイスラエル初となるウイスキー/スピリッツ蒸留所として、ウイスキー業界で数々の新規蒸留所へのコンサルティングで成功に導いた故ジム・スワン博⼠をアドバイザーに迎える形でテルアビブ市に設⽴されました。蒸留開始は2014年となります。
年間300⽇以上が晴天という地中海性気候がもたらす暑さと、海沿いという開放的な環境がTHE M&Hのウイスキーを急速に、しかし優雅に熟成させます。
全ての⽣産プロセスについて妥協の無い最⾼品質を⽬指しつつ、STRやイスラエル産⾚ワインといった特徴のある樽の選定や死海での熟成の試みなど、⽇々新しい挑戦を続けております。
まとめ
これは濃厚!!
そして一般的なシェリー樽とはまた違い、繊細な味わいを感じさせるSTR樽。
説明を見るとSTRはもともとワイン樽なんですね。
だけど、すごいスウィート!
樽を焼いてるからバニラ感などから甘く感じるんでしょうか?
バニラ感はあまり感じられなかったですが…
いろいろと未体験ゾーンの骨太スピリッツでした!
ではでは今日も夜な夜な琥珀色また!