台湾といえばカバランだけど、これはいったい?
サトイモの感想:華やかシェリーのお手本!
好き度:8/10
試してみる価値度:7/10 参考価格¥7000円前後(24/4)
- カバランのシェリー系好きな方
- 熱帯の短熟だけどなかなかボディのボトルを味わいたい方
度数:46%
香り:華やかで芳醇なレーズン葡萄、紅茶、ウッディでもあり濃厚
味わい:スウィート、完熟のアプリコット、渋みやスパイシーさは控えめでいい具合のウッディ感も、ミディアムボディ、シェリー系の中でもとても飲みやすいくせが強くないけど飲みごたえありの重厚さ
少しの加水がよい、よりスムーズに、華やかなシェリーが香りとともに大きく広がる
カバランと対を為す存在かも!
2017年、サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティションで金賞受賞-ボトルのラベルより
南投蒸留所について-HPより
1978年 南投酒工場が設立され、生産している酒はワイン、ブランデー、ウィスキー、ラム酒、そして各種のフルーツ酒などです。工場に20~30年間の経験を持っている玄人の醸造師がいて、彼らは台湾地元酒類の発展の元を築きました。洋酒の技術を受け継ぎ、卓越を追求する理念を堅持し、彼らはスコットランドに赴き、正統なモルトウイスキーの醸造、蒸留、熟成する技術と専門知識を学び、帰国後に台湾のウイスキー工場を設立しました。
2013年 初めての「カスクストレングスのモルトウィスキー」のバーボン樽とシェリ樽の製品が発表され、モルトウィスキーは「財政部優良酒類」を獲得し、国内のウイスキー専門団体が南投酒工場を見学できるようになりました。
2014年 第2ロットの「カスクストレングスのモルトウィスキー」のバーボン樽とシリー樽が発表され、世界で各アルコール賞を受賞し、第3ロットの「カスクストレングスのモルトウイスキー」が発表されました。
2015年 初めての「シングルモルトウィスキー」のバーボンタイプとシリータイプが発表され、初めての「ウッドフィニッシュのモルトウイスキー」のライチ樽、梅樽、ワイン樽が続々と発売されました。
2016年 「カスクストレングスのモルトウィスキー」の新オーク樽が発表。
2017年 「カスクストレングスのピートモルトウイスキー」バーボン樽が台湾のウイスキーの新らしいフェーズを迎えました。
まとめ
カバランは一年前くらいに飲んだきり、タイワニ―ウィスキーとは縁遠かったサトイモ。
今回のオマーは南投(NANTOU)蒸留所のシングルモルト。
これまた美味い!
なんで短熟でこんなに濃厚なの?
そいえば、インディアンウィスキーのポールジョン・ニルヴァーナの時、熱帯のエンジェルスシェア(=ウィスキーの蒸発)は、年間7、8%ってあったな…
スコッチなどは平均2、3%なので、恐ろしい速さで熟成していくという…
これは見つけた感ありのうまうまボトルでした!
日本中にも新しい蒸留所がどんどんできていますが、世界でもどんどんできているんでしょうね…
楽しい旅、終わらん(笑)
ではでは今日も夜な夜な琥珀色、また」!