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【ウィスキペディア26話】の1分まとめ 三郎丸蒸留所の続き

26話 三郎丸蒸留所、続き

謎の美女、ミネフジミ。

やけにウィスキーに詳しい彼女の素性は財務省、クールジャパン担当だった。

クールジャパンに関係する日本のクラフト蒸留所に話は及ぶ。

前回に引き続き、三郎丸蒸留所について。

ブレンダー、若鶴酒造5代目稲垣貴彦氏の様々な試みに唸るマスターとフジミさん。

蒸留所同士の原酒の交換鋳造製ポットスティル開発

新しい試みを次々と発表。

蒸留所に行かないと買えない限定ボトルなど、地域全体の利益を考えている

稲垣氏は曽祖父が造ったウィスキーにふれ、めざめたという。

略歴として2015年、大学卒業後IT企業を経て実家の蒸留所に入社。

それと前後して55年物の蒸留所に眠る原酒を試飲する。

独特の香り、仏壇、お香のような(まさにミズナラ樽由来の)ウィスキーに驚く。

また曽祖父自分の時代つながった感覚があったという。

2016年、55年物を155本で限定販売

応募が殺到したことに手ごたえを感じる。

三郎丸蒸留所のウェブサイトはこちら↓

若鶴酒造 三郎丸蒸留所

北陸唯一の蒸留所、若鶴酒造。

江戸末期に清酒造りを生業とした。

考え抜かれた設備の数々は、古く新しい

1953年、2代目稲垣小太郎氏、サンシャインウィスキーを世に出す。

稲垣氏が5代目になって、まず古くなった蒸留所を改装

蒸留所はスモーキーなウィスキーの系譜めざすは、スモーキーでありながら重層的な味わい

場面はバーへ。

フジミさんからマスターへのクイズ。
三郎丸ファースト・ザ・マジシャンの二つの酵母とは?
ウィスキー酵母と何?
答えは、最後のまとめへどうぞ

マスターからフジミさんへのクイズ。
シングルモルト三郎丸ゼロもファーストもタロットカードがラベルに描かれている。
ファーストのマジシャンにこめられた意味とは?
こちらも最後のまとめへ

テロワール(酒造りに影響する気候、土地、環境など)の紹介。

蒸留所の近くを流れる庄川、鮎釣りでも有名な川。

仕込み水は伏流水、岐阜県の烏帽子岳、花崗岩層を通って30年くらいかけて磨かれた軟水だ。冬は湿潤、夏は暑い。

地元でつくる意味についても語られる。

この地ならではの材料技術特有の性格をウィスキーに与えるという

銅は高岡銅器樽は井波の木工技術が光るこの街の歴史は深い。

井波では古くから木彫刻が発展してきた。

稲垣氏の要望で、樽づくりをはじめた島田木材店の島田氏。

地元に自生するミズナラから樽を造っていく。

山崎工務店の山崎氏が樽のチャーリングを行っている。

現在は樽の焼き直しのほか、鏡板をミズナラにかえた樽を使っているが、今後は底板も含めて全てが地元のミズナラを使っていきたいと考える

島田氏は、「三郎丸が世界の蒸留所になっていただきたい」と熱く語るのであった。

三郎丸蒸留所、定例会にて社長の稲垣氏は

「今期は酵母のコンディションという意味でいい結果があった」

「来期は乳酸菌をどれくらい木桶で発酵させるのかどのくらいの温度で、をテーマに探求を続けていく」と語る。

ウィスキーとは?

との問いに、

ウィスキーとは続けていくものつなげていくもの」と、ゆっくりと静かに語る稲垣氏の胸には青い炎がともっている。

55年も前のウィスキーで祖父とつながることができた、という稀有な体験をした稲垣氏。

これからも、次世代へとつなげるウィスキーづくりの挑戦は続いていく。

まとめ

三郎丸といえば、玉兎やMOON GLOW、十年明などのブレンデッドがありますがなかなか福岡の酒屋では見たことがありません。

そして、三郎丸シングルモルトはさらに希少な存在。

ネットもで数万の値段になるので、なかなか試すのにも勇気がいりますね。

satoimotaro

まずはサンシャインウィスキーを試してみようかな。

マスターとフジミさんとのクイズです。

  • 第一問:三郎丸ファースト・ザ・マジシャンの二つの酵母は、ウィスキー酵母と何?

答えは、エール酵母

  • 第2問:シングルモルト三郎丸ゼロもファーストもタロットカードがラベルに描かれている。ファーストのマジシャンにこめられた意味とは?

正位置のマジシャンには、新しい一歩を示すという意味がある。

だから、いよいよ三郎丸蒸留所のウィスキーが始まるという意味でした。

蒸留所のマッシュタン、ポットスティルとは新しくなった設備。

ウィスキーの変化、進化をこれから楽しむことができる。

そんな思いを込めているそうです。

クラフト蒸留所、聞けば聞くほど面白いですね!

これからの発展が楽しみです。

では今日も夜な夜な琥珀色、また

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satoimotaro
satoimotaro
コロナ禍で沼にはまる。蒸留所の歴史やボトルに込められた情熱に想いを馳せながら夜な夜な琥珀色を求めて旅を続けています。