スティックを漬けこみ、自分好みの味にアレンジしたい!
今回のチャレンジは、さくらスティックをニューメイク(樽熟前の透明な原酒)に漬けるというもの。
使用したのはこれ↓
YouTuberのyotoさんが販売するさくらスティックです。
とってもオシャレで、テンションが上がりますね!
他にもAged orkスティックとミズナラスティックと全部で3種類あるようです。
Aged orkは、ウィスキーの熟成樽に使用されたアメリカンホワイトオーク材とあります。つまり、リフィル樽のような使用方法ですね。
ミズナラのスティックは、味わいを感じるにはかなりの時間がかかると予想されるので、今回はサクラスティックを購入してみました。
さくらスティックを入れる透明原酒は、マルスの津貫蒸留所のニューメイクスピリッツ。
津貫蒸留所の原酒について
過程、結果を書く前に、原酒の味わいについて、ティスティングノートを報告しなければなりません。
まず、情報を。
本土最南端の本坊酒造の第2蒸留所、津貫。
マルス信州蒸留所より重厚感がある酒質が特徴で、ノンピーテッドと数種類のピーテッドモルトを製造しています。
2016年に蒸留開始で今回のニューポットはまさに、その年のもの!
2016.11と記載されています。
アルコール度は60%!
ノンピートとピーテッドタイプの2種類購入したのですが今回使用したのは、味がなじみやすいかなと思い、ノンピートタイプを。
香り:硫黄、潮気、非常にヘビィーな香り、ウィスキーのウの字くらいしか感じません。。。
味わい:濃厚、濃い焼酎、ストレートではとても飲めない、、、潮の味わい、海水??というぐらい強い。水割りでもパワフルな酒質がダイレクトに感じられて、面白いです。60%はだてでありません、、。
この酒質にサクラはどのように融合するのでしょうか?
入れる、漬ける、放置
このさくらスティックを、
入れます。
入れてすぐに色がついてきました。
2週間後
3週間後
4週間後、色がしっかりついたので、飲みたいと思います。
結果
色味は変化したのものの、味わい全く変わらないぃぃぃぃぃ。
なんでぇぇぇぇ????
期待していたのは、ヘビィな酒質が少しでもマイルドになること。。
サクラの淡い味わいがなんだか溶け込んでいって、、、、とかなんとか。。
しかも、ニューメイクだけでは起こらなかった現象が!!
加水したり、ロックにしたら、、、
なんか濁っていくぅぅぅぅぅ、(泣)
誰かこの化学反応の真相知ってる人いますか??(泣)
失敗!?の原因を考察
- 漬けるのが短すぎたのか?
Especiaのページを見ると、
”1ヶ月程度で変化は落ち着きますが、長く漬けるとその分スティックの特徴がお酒に移っていきます。”
とあるので、時間に関しては問題ないように思える。。。
- 酒質が強すぎるのか?
Especiaさんが販売していいるニューメイクもアルコール度63%とあるので、酒質が強すぎるというのも考えれない。。。。
- そもそもそこまでの変化を期待してはいけないのか?
よく考えて見れば、色味は変わるかもしれないけど、サクラの淡い味わいが1か月でしみ込んだら、熟成期間12年から何十年も樽熟成とかしないですよね。。。
でも、後熟で何ヶ月熟成とかもあるし、、、
YouTubeのもっさんハイボールでは、山崎NVにミズナラスティックを入れて、山崎12年に近づいた!となっていたので、そういう使い方がベストなのか。。。。
サクラスティックの正しい使い方、誰か教えてください。。。
ちなみにこのスティックは、乾燥させて、削って、チャー(焼目をつける、焦がす)したら、何度か使用できるようなので、また挑戦してみます!
では今日も夜な夜な琥珀色、また!