ジャパニーズ

【あかし・バーボンバレル5年(1st fill)】の評価!

satoimotaro

あかしのカスクもの、雰囲気いぃよねぇ

サトイモの感想これ、好きだ…

好き度:8/10

コスパ:5/10 参考価格¥6500円以上

おススメする人
  • バーボン樽のいいとこどりをお探しの方
  • バニラ甘くフルーティなものをお探しの方

度数:50 %

香り:バーボン系、バニラ、溶剤、フローラル、フルーティさも、アルコールのツンツン

味わい濃厚な甘み、と同時に渋みもあり、なかなかストロングだが、柑橘系のフルーティさも感じられる複雑系、余韻はスパイシーさもあるがすっきり

ロックが美味い!

satoimotaro

バーボン系で一番好みかも!

ボトル情報 ーラベルより

シングルモルトウィスキー あかし5年 

瀬戸内海を望む、兵庫県明石市の小さなウィスキー蒸留所で造ったシングルモルトウィスキーです。

バーボンバレル(1st fill)で5年間貯蔵しました。

あかし蒸留所について

参照:ジャパニーズウィスキー 第二創世記 (2017)和智英樹(著),高橋矩彦 (著)

江井ヶ嶋酒造は、清酒を作る日本式酒蔵と、ウイスキーを作る蒸留所が一万6800坪の敷地に整然と並ぶ

会社設立は1888年と古く、資本金30,000円で5代目卜部八右衛門の弟、兵吉が独立して清酒、神鷹、日本魂、百合正宗で有名な酒蔵として出発した。

1919年にウイスキーの製造免許を取得後、洋酒を発売している歴史ある酒蔵だ。

1964年、清酒作りと、ワイン作りの繁忙期を避けて、夏の間に蒸留を行われた。

蒸留は江井ヶ嶋酒造の日本酒の杜氏がかねており、糖化、発酵のスピードを微妙にコントロールする清酒作りで培われた繊細な技術は、ウイスキーの生産にも同じように役立ったと言う。

1984年、スコットランド地方の様式を取り入れた新ウイスキー蒸留所を竣工し、独自の蒸留で特徴あるボトルを生産している。

設備は、鉄製とステンレスの糖化槽は同じ4500リットルの容量、ステンレス製の発酵性は、2万リットルが4基。

初溜釜は5000リットル、再溜釜は3000リットルの容量。

生産に携わるスタッフは流動的だが、4から6人

ウイスキーに関し、この陣容で春から夏にかけ、モルトウイスキーのニュースピリッツを60から80キロリットルを生産する。

大麦麦芽は英国から厳選されたものを取り寄せて、糖化、発行、蒸留を行う。

仕込み水は清酒用と同じ地下水を使用する。

グレーンウイスキーは海外から輸入しブレンド、有明産業などから購入したリペアー済みのバーボンバレルや新樽に移し広大な自社ウェアハウスで熟成を図る

現在は、生産が需要に間に合わない状態が続くが、急激な増産体制を組むには至らない。

まとめ

ん?

これ、めちゃくちゃ美味いよ!?

ネガティブ要素まったくなく、濃厚な甘みに代表されるバーボン樽の使い方、あかし史上でも、バーボン系史上でも一番かも…

濃厚さ、度数の高さもよい。

熟成の長さが功を奏したのか?

とにかく、今まで飲んだバーボン樽系で一番はまりました!

正直、あかしは増産体制に移行しないし、短熟でいくよ、的なスタンスはどうなのか??と思っていたのですが、こうした短熟ものでうまいものを出せる自信があるということなんですかねぇ。

参りました!

ではでは今日も夜な夜な琥珀色、また!

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コロナ禍で沼にはまる。蒸留所の歴史やボトルに込められた情熱に想いを馳せながら夜な夜な琥珀色を求めて旅を続けています。