長熟になると期待値と値段と、ハードル上がって飲むの怖いよぉ….
サトイモの評価:これウィスキー?シェリーの極み!!
好き度:10/10
試してみる価値度:7/10 参考価格¥40000-50000円
アルコール度数:46%
- シェリー系で極めたい方
- シェリーで間違いない長熟を飲んで見たい方
香り:スウィート、ひたすらシェリースウィート、レッドチェリー、けどしつこくない甘さ、少しの柑橘、ウッディ感も
味わい:濃縮した葡萄、ドライフルーツ、少しの辛味、渋みが良いアクセントに、甘さはもちろん主張、メープルシロップ、柑橘も確かに存在、ダークチョコ
飲み方はストレート一択!
ボトル情報
・蒸留所の創設者であるジェームズ・アラダイスからとって名付けられた
・オロロソシェリー樽100%、変化する複雑なフレーバーと長い余韻が心に残るプレミアムアイテム
甘い香りでとべる!
グレンドロナック蒸留所について
参照:世界のウィスキー図鑑 デイブ・ブルーム:著
ウィスキー&シングルモルト完全ガイド PAMPERO/編者
- 主なブレンド先:バランタインズ ティーチャーズ
- 年間生産量:140万ℓ
”ブラックベリーの谷”を意味するゲール語。
名前にふさわしくフルーツ果実を思わせるボトルを造り続ける。
地元農家の共同体によって1826年に創業。
合併や統合が常識となっている業界にしてはめずらしく、この蒸留所は1960年(Teachers)eachers)に買収されるまで、ずっと個人経営が続いていた。
非常に力強いブレンデッドをつくるティーチャーズにとって、この蒸留所は非常に相性がよかった。
2016年、米ブラウン・フォーマン(Brown Forman)により買収され今にいたる。
マネージャーのアラン・マコノヒーによると、
「ザ・グレンドロナックのたくましさは、マッシュタンの攪拌機能など伝統製法を忠実に守っているため」だという。
「不思議なことに、ベンリアック(2008~2016まで、ベンリアックにより買収されていた)と同じモルトを使っているのに、マッシュタンに頭をつっこんでにおいをかぐと、全く異なっているんだ。」
スコットランドで最後まで石炭直火加熱をおこなっていたが、2005年廃止。
「気になるような変化はなかった」と、マコノヒーは語る。
ハイランドのクラシックとの呼び声が高い銘酒は今も伝統の味を守り続ける。
まとめ
シェリーの長熟、ちと樽由来のネガティブ要素があらわれないかと心配していたのですが、個人的にはゴム要素も全く感じられず、ひたすらスウィートで、うっとり…
あまりにも飲みやすいため、初心者でもおススメなのですが、味のまだそんなわからない子にこんな高価なものを飲ませる勇気もない…(心が狭い…)
今までシェリー系はそこまで好き!というボトルはないのですが、間違いなくこれまで飲んだ中で断トツでした!
というかめちゃ美味いからこそ、高騰化するんですかね…(希望小売価格の3倍くらいになってる…)
ジレンマです…
ではでは今日も夜な夜な琥珀色、また!