スコッチ

【オルトモア12年】のレビュー!

satoimotaro

これまた地味で目立たないぼとるだねぇ

サトイモの感想豊かな緑や果実を感じる~

好き度:8/10

コスパ:7/10 参考価格¥5000円前後

おススメする人
  • 植物、果実系が好きな
  • リッチとフルーティ系の間を飲みたい方

香りフローラル、グラッシー、シトラス、クリーンでフレッシュな南国フルーツ、リッチテイスト、ハーブ、若干スパイシーさも

味わいライトでスムーズ、フルーティさとスウィートさが前面にでるその後少しの辛味、スパイシーさもあり、複層的な深み

加水するとフルーティさが広がり、辛さが緩和しさらにスムーズに

ハイボールが素晴らしい!トロピカル感が爽快なソーダで弾ける

satoimotaro

隠れた銘品だねぇ

オルトモア蒸留所について

参照:スコッチウィスキー・トレイル (2016)

  :世界のウィスキー図鑑 デイブ・ブルーム:著

  • 年間生産量:290万ℓ
  • 主なブレンド先:デュワーズホワイトラベル、VAT69、ジョニーウォーカーブラックラベル

キースの蒸留所群には脇役に徹する精神が脈打っており、それはオルトモアにも浸透している。

1896年、ブレンデッドウィスキーのブームに乗って創建された蒸留所は、1923年以来ジョン・デュワー&サンズ社の主柱的な役割を果たしてきた。

にもかかわらず、同社がユナイテッド・ディスティラーズ&ヴィントナーズ社からバカルディ社に売却された際、どちらがオルトモアを引き受けるかという点で交渉は難航した。

ここも忘れられた宝石なのだ。

キースを南に望む丘の上に、モダンな工場が不釣り合いなほど、ぽつんとたっており、背後には海風が吹き付けている。

オルトモア蒸留所の内部はやや平凡だが、下向きのラインアームをもつ小ぶりなスチルから生まれるニューメイクの個性は、工場の凡庸さを補ってあまりある。

突き刺すようなグラッシーな風味の強さと微妙な深みは、ブレンド向きのウィスキーになるための活力源だ。

しかし、いまようやくオルトモアは、シングルモルトウィスキーとしてジョン・デュワー&サンズ社の新製品に名を連ねるにふさわしく扱われるようになった。

秘蔵の財産は、これからきっと理解されることだろう。

まとめ

これまたスペイサイドの地味な銘品でした。

フローラルでフルーティもしっかり感じられる味わいがとっても好きです。

植物や果実を感じさせるウィスキーって落ち着くんですよねぇ。

森林浴しながら飲むと、素晴らしいことになりそう…

いつかしたいなぁ

夢想しつつ…

今夜も琥珀色、また!

ABOUT ME
satoimotaro
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コロナ禍で沼にはまる。蒸留所の歴史やボトルに込められた情熱に想いを馳せながら夜な夜な琥珀色を求めて旅を続けています。