スコッチ

【グレンロセス・カスクストレングス】アニマルコレクション・パンダラベルのレビュー!

satoimotaro

BARレモンハート関連のボトルだって!

サトイモの感想:ストロング美味しぃぃぃ!

好き度:9/10

試してみる価値度:8/10 参考価格¥9000円前後

おススメする人
  • とにかく濃厚でストロングなうぃすきーを飲んでみたい方
  • 深く厚みのある複雑なフルーティフローラルを体験したい方

度数:64.9%

香りふくよかで強い香りだち、濃厚なキャラメル、キャラメルアーモンドケーキ、りんご飴、べっこう飴、ココナッツ、レモングラス、フローラル

味わいストロング!今まで飲んだカスクストレングスのなかでもいちばん強く辛い、でも味わいは甘く、焦がしキャラメル、華やかなフローラルテイスト、紅茶、樽の渋み、苦味、余韻はスパイシー

ロック素晴らしい…ストレートで感じる香りそのままに、シトラス、柑橘系のフルーティさが表に出てくる、アルコールアタックを緩和しかなりスムーズに

ハイボールもまた素晴らしい、フローラル、グラッシーさ、フルーティがしっかり広がり爽やかに

satoimotaro

香りの濃厚さで飛べる!!

グレンロセス12年↓

アニマルコレクションとは

BARレモン・ハートで知られる漫画家、古谷三敏が所属する会社からアニマルコレクションを発売された。

シリーズ第一弾のラベルのイメージはこのウイスキーを飲んだ印象が力強さの後にくる柔らかい印象から、可愛さと力強さを兼ね備えたパンダをモチーフにECサイトで限定282本を販売。

グレンロセス蒸留所について

参照:世界のウィスキー図鑑 デイブ・ブルーム:著

  • 主なブレンド先:デ
  • 年間生産量:万ℓ

グレンロセス蒸留所が操業した1878年よりはるか以前に、死体盗掘の時代は終わっていた。

墓地は死者を冒とくする場から安らかな場所に戻り、蒸留所から出る煙は、墓を飾るように生える黒いクレープのようなキノコの遅い成長を促していた。

墓地はさておき蒸留所の立地は、1823年の蒸溜自由化の法が、スペイサイドの蒸留所群にどれほど現実的な変化をもたらしたかを、さらに如実に示している。

もはや泥炭小屋や羊飼い小屋、あるいは人里離れた農場に隠れる必要はなくなったのだ。

月夜から日光の元に出てきた蒸留家たちは、地域の町へと移ってきたが、古い習慣は簡単に消えなかったようだ。

ウィスキー産業の町ロセスの蒸留所は全て、いまだ目抜き通りから離れた目立たない場所にある。

しかしグレンロセス蒸留所は危うく、ロセスに工場を建てる機会を失うところだった。

蒸留所創設後まもなくグラスゴー銀行が倒産し、経済的な危機に陥ったのである。

しかし1年後、ノッカンドゥ合同自由協会という予想外の支援者からの資金援助で救われた

教会は蒸留所を健全な商機ととらえ、禁欲主義から目をそらすことにしたというわけである。

現在の蒸留所を見たら、信徒たちは驚くことだろう。

グランロセスは当初の建物から劇的に拡張し、いまでは10基のスチル(ウォッシュ、スピリット5基づつ)を備えている。

マッシング工程が短時間に行われ、できた麦汁はステンレス製か木製のいずれかのウォッシュバックに投入される。

どちらのほうが効果的かは議論の的だが、このように異なる素材を併用する蒸留所はほとんどなく、ざっと見る限り、グレンロセスでは両者の効果に違いはないと思っているような印象をうける。

しかし、実際は必ずしもそうではない。

ウォッシュスチルに投入される麦汁量は木製2個分とステンレス製1個分である。

もしこれを全てステンレスに変えたら、すっかり違った特徴になったのではないだろうか。

長時間(90時間)と短時間(55時間)を組み合わせて行う発酵も、特徴を維持するためのひとひねりが必要になる。

発酵は異なる温度設定で行われ(木製、ステンレス製ともに)、発酵時間によって、フレーバーの違いを解決する方法が異なる。

グレンロセス本来の特徴は、聖堂のようなスチルハウスで生み出される。

ここでスチルマンが10基のスチルのあいだに陣取る。

スチルは全て大型で、煮沸調整用バルブが還流を促し、蒸留が非常にゆっくりと進む

こうしてグレンロセスの中核である、コクのあるソフトな果実味が引き出されていく

つい最近までほとんどがブレンデッド用につかわれており、フェイマスグラウスだけでなく、シーバスなどのトップブランドに投入される。

人目につかない立地は、物理的のみならず、蒸留所の信条を反映しているように思われる。

目立たずひっそりと、地道にその役目をはたしていたのだ。

近年ブランドの権利を所有するロンドンの老舗ワイン商ベリー・ブラザーズ&ラッド社のおかげで、グレンロセスは新たにシングルモルトの世界へとデビューした。

グレンロセスはじっくり味わうためのウィスキーだ。

その複雑さはグラスの中でゆっくり時間をかけて表れ、香り立ち、そして何よりも口の中で花開く。

コクがありながらヘビーではなく、シェリー風味があるがけっして過剰ではなく、樽、フルーツ、スパイスとハチミツという主題のあいだで様々な側面を演じる。

熟成の古いものは、まばゆいほどのスパイス感が口の奥に感じられる。

大胆というより慎ましく、派手というより端正なこのウィスキーは、控えめにたたずむ蒸留所を象徴しているようだ。

まとめ

カスクストレングスものでも65%は初めて!

むちゃアタック鋭いけど、ロック、ハイボールが美味い美味い!

漫画「BARレモンハート」も全部ではないけど、半分くらいは見ました。

お酒の歴史や蘊蓄とバーに訪れる人たちの人間模様がリンクする、ほっこりする漫画です。

個人的に第28話の「ドランブイ」の話が泣けます…

残念ながら古谷先生は21年12月に亡くなられて、連載は終了しました。

亡き先生を偲びながら…

今夜も琥珀色、また…

ABOUT ME
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コロナ禍で沼にはまる。蒸留所の歴史やボトルに込められた情熱に想いを馳せながら夜な夜な琥珀色を求めて旅を続けています。