旧ラベルと現行なんか違うんかね?…
サトイモの感想:ふぅむ違う!!
好き度:5/10(ハイボール8/10)
試してみる価値度:6/10
- 甘い香りのバーボン系が好きな方
- キリンの打ち出すウィスキーの方向性があっている人
度数:50%
香り:バニラ、メープルシロップ
味わい:甘み強いが渋みも強め、サトイモ苦手なバーボン特有の樽材由来の溶剤感、香りと味わいが比例しない珍しいタイプ
ハイボール 一転して素晴らしい、ネガティブ要素が一切かき消され、香り同様の甘さ、バニラ、メープル、フルーティが広がる
飲み方によって全然違う!
まだネットではあるみたい↓
富士御殿場蒸留所について
参照資料: :ジャパニーズウィスキー第二創世記 和智英樹/高橋矩彦・共著
1972年、日本のキリンビール社とアメリカのシーグラム社、そして英国のシーバスブラザーズが3社合弁で、キリンシーグラム社を立ち上げて、翌年創業されたのが富士御殿場蒸留所。
ちなみに1973年はサントリーが白州と知多を立ち上げた年でもあり、国産ウィスキーの未来への裾野が大きく開けた記念すべき年でもあった。
2002年には、三社合弁のキリンシーグラム社を解消し、キリンの100%出資会社、キリンビール傘下の、キリンディストラリー富士御殿場蒸留所と言う立ち位置に変更されている。
現在の同蒸留所は、同一施設内でモルト原酒とグレーン原酒の仕込み、蒸留と熟成が行われ、ボトリングまでされると言う、ウイスキーだけに限定しても、業界でもちょっと例を見ない施設となっている。
仕込み水は富士山の伏流水。
静岡県東部の平地と比べると冷涼な高原であり、スコットランドと大差がない。
ポットスチールの形状は、シーバスブラザーズ社傘下の名門蒸留所ストラスアイラの蒸留器と全く同様の組み合わせである
個性あふれるグレーンの蒸留。
連続式蒸留器はもちろんのこと、タブラーケトルと呼ばれる単式蒸留器、バッチ式蒸留器も装備されていて、それぞれ異なるタイプ、個性のグレーン3種類ライト、ミディアム、ヘビーな原酒を作り上げている。
グレーンの作り方としてはアメリカの蒸留所に似ている。テイストの異なったバーボンの作りわけには様々な蒸留器が必要である。、富士御殿場蒸留所はこの方式を踏襲したものと思われる。
熟成樽は主に容量180リットルの樽が使用される。使用されるバレルでは主にキリンがオーナーとなっているケンタッキーストレイトバーボンの名門」 「Four Roses」がバーボン熟成に使用した中古のバレルを輸入し、メンテナンスを施した後で使用する。
まとめ
香りをかいで、おおこれは期待できるぞぉぉ!
と、飲んだ瞬間、ふぅむ、ちと落ち着け、冷静になれサトイモ。
何が起きているんだ?香りと味わいがこんなに違うとはどういうわけか?
と混乱した、今回のボトル。
味わいが、サトイモ的にはバーボンのネガティブ要素が感じられ、どうしようかと思ったのですが、ハイボールが素ん晴らしい!!
ウィスキーの可能性は無限大です!(?)
ではでは今日も夜な夜な琥珀色また!