ジャパニーズ

【岩井シェリー&ワインカスク】の評価!

satoimotaro

ベースの岩井がなかなかうまいもんねぇ

シェリーカスク サトイモの感想しっかり麦感と甘やかさのバランスが良き!

度数:40%

好き度:7/10

コスパ:6/10 参考価格¥5000円前後

おススメする人
  • 岩井や越百が好きでシェリー系も好きな方
  • シェリー系で代表的なサントリーとも違う味わいを求める方

香り:乾いた葡萄、シェリーの甘やかで上品優雅な香り

味わいべっこう飴のように濃縮した甘み、紅茶のような香りと渋みの味わい、下支えとしての岩井のポテンシャルが活きる一本

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岩井の活かし方よ!

「岩井トラディション」を、極甘口のシェリー「ペドロ・ヒメネス」に使用した空き樽に入れ追加熟成(フィニッシュ)したブレンデッドウイスキーです。-HPより

抱き合わせしか安いのないのかな?↓

ワインカスク サトイモの感想フレッシュ葡萄と樽感のバランスが良き!

度数:40%

容量:750ml

好き度:7/10

コスパ:6/10 参考価格¥5000円前後

おススメする人
  • ワイン樽フィニッシュのウィスキーを味わってみたい方
  • 越百、岩井が好きで+の少し変わりものを感じたい方

香り:スウィート、フレッシュな葡萄としっとりとした葡萄、べっこう飴

味わい甘く濃厚なレーズン、スムーズ、少しの樽の渋み、余韻にスパイシーさ

マルス山梨ワイナリーおよびマルス穂坂ワイナリーの「赤ワイン」に使用した樽に入れて一年以上追加熟成(フィニシュ)したブレンデッドウイスキー。ーHPより

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ワインの甘酸っぱさも感じられる!

年数でボトルのデザイン違うのかな?↓

本坊酒造 マルス信州蒸留所

-本坊酒造公式サイトより

マルスウイスキーをリリースする本坊酒造の本拠地は鹿児島

創業自体は1872年であり、19世紀に誕生した会社である。

鹿児島は言うまでもなく、焼酎の本場中の本場。その蒸留酒と共に歩んできた本坊酒造が、戦後、洋酒の時代が到来することを予測して、ウイスキーの製造免許を取得したのは、1949年。

新興のウィスキー製造会社とは一線を画している。

そして山梨にウイスキーとワインの製造工場を設立したのは1960年。

これにより蒸留のほかに醸造ワインも手がけ、サントリーや宝酒造のような、いわゆる総合酒類メーカーとしての歩みをスタートさせた。

この山梨県笛吹市石和のウイスキーの製造工場を1985年に独立移転させたのが、現マルス信州蒸溜所である。

場所は、中央アルプス・千畳敷カールの麓、宮田村

標高は798メートルで、国内では最も標高の高い場所にある蒸溜所となる。

年間の平均気温は11度。月別の平均気温は8月が22.6度、1月がマイナス3.7°と冷涼ではあるが、気温のピークを見ると、真夏で約33度、真冬でマイナス10度以下と、その差は50度近くにもなる、寒暖の差が大きい高原型の天候である。

天竜川の支流、大田切川の畔に立つ蒸留所には、地ビール、南信州ビールの工場(駒ヶ岳醸造所)も併設されている。

現在、蒸留所のビジターセンターのはす向かいには、一対の古びたポットスチルがモニュメントとして置かれているが、これが山梨の工場より、この信州蒸溜所に移設されたオリジナルの「岩井式ポットスチル」である。

岩井式ポットスチルとは、ニッカウヰスキーの創業者、竹鶴政孝が摂津酒蔵で勤務していたときの直属の上司である岩井喜一郎の名にちなんだポットスチルで、岩井は竹鶴のスコットランド留学を強くおした人物である。

そして、竹鶴が帰国した際、岩井に提出したのがウイスキー実習報告書であり、後に国産ウイスキーの出発点となった世に言う竹鶴ノートである。

1945年に本坊酒造の顧問に就任した岩井は、本坊酒造が1949年にウイスキー製造習得し、1960年に洋酒生産の拠点として、山梨工場を竣工した際、ウイスキー製造部門の蒸留工場設計と指導に携わり、先の竹鶴ノートを参考に岩井式ポットスチルを設計した。

マルスウィスキーの生みの親とも言える岩井は、ジャパニーズウイスキーの初期の偉人の1人でもある。

樽種はアメリカンオークの新樽、シェリー、ミズナラ、バーボン、そして自社ワイナリーで使用していたワインカスク

サイズはバレル、ホグスヘッド、パンチョン、バット等と多彩な樽で熟成されている。

まとめ

総じてこの2本、結構似通ってる味わい(笑)

ブラインドではどちらがワインでどちらがシェリーなのかわからないかも…

とはいえ美味しい…

安定の岩井に違う要素をアクセントとして加味したよいボトル!

無骨なやつが、なんだか急にすまして上品さを漂わせている…

岩井のミズナラ樽フィニッシュとかが出ると興味深いんですけどねぇ。

ではでは今日も夜な夜な琥珀色、また!

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コロナ禍で沼にはまる。蒸留所の歴史やボトルに込められた情熱に想いを馳せながら夜な夜な琥珀色を求めて旅を続けています。