いつものジェムソンの上位版ですと!?
サトイモの感想:落ち着く~からの優雅~…
好き度:9/10
コスパ:8/10 参考価格¥3000~4000円
・すっきりハイボールがが飲みたい方
・アイリッシュの優しい味わいとフルーティさもほしい方
・飲み疲れしない落ち着いたを味わいと優雅さを味わいたい方
香り:クリーンでありつつも華やかさもある、みずみずしい葡萄、穀物の甘やかさ
味わい:素晴らしくスムーズ、だがじわじわとフレッシュなフルーツ、蜂蜜、クリームキャラメル、余韻はすっきり、スパイシーさと奥に若干のスモーキーさも
やはりハイボール最高!すっきりクリーンの穀物感とフルーティさの融合で、ジェムソンのまさに上位モデルと体感
ロックにすると、シェリー感は薄まり、いつものジェムソンに…グレーン感が強まり知多にそっくりの味わいになる不思議
クリーンであり、樽の良さも加味したよきアイリッシュ!
クレステッドは、ジェムソンのセカンドラベル的な存在として1963年にリリースされたクレステッドテンのリニューアル版(中身は同じ仕様との事)。
ミドルトン蒸溜所の原酒をシェリー樽で(バーボン樽も一部使用)熟成。ブレンデッドだが、ポットスティル・ウィスキーの割合が多い。
ミドルトン蒸留所について
参照:世界のウィスキー図鑑 デイブ・ブルーム:著
旧ミドルトン蒸留所は、1887年までに年間100万ガロン(454万ℓ)の生産高を誇り、そのポットスチルは世界最大だった。
1970年代にアイリッシュ・ディスティラリー社(IDL社)がダブリンにある最後の自社工場、ジョンズ・レーンとボウ・ストリートを閉鎖してから、生産はミドルトンに移った。(ジェムソンの蒸留所も含む)
ここでアイリッシュウィスキー界を救うためのウィスキーが造られることになる。
1975年、旧蒸留所の裏手にIDL社のハイテク蒸留所がオープンした。
その後、ミドルトンではIDLの各ウィスキーがどのようなもので、どう再現すべきかが科学的に精査された。
過去はシングルポットスチルのウィスキーという形で残さねばならなかったが、新機軸を打ち出すときでもあった。
同時に樽材についても賢明な方針が採用された。
またスコッチ業界が「木材なら何でもよい」という姿勢だった時、IDLは樽を特注する計画に着手していたのだった。
世界の愛飲家にとってアイリッシュ・ウィスキーといえば「ジェムソン」だろう。
1972年、ライトあ味わいに新たなブレンドウィスキーに路線変更したが、これはジェムソン流を守るための長いプロセスの始まりだった。
無論、風味を変える必要があった。
しかしウィスキーの本質を捨てたわけではない。
重厚な風味を好まなくなったグローバルマーケットの中で、改めてアイリッシュウィスキーが位置を確保するための賢明な策だった。
長期間着実に広告を打ちバックアップを続けることで「ジェムソン」は特産品から世界的ブランドになった。
その後ジェムソンブランドは成長し始め、ラインナップが増えるたびに味のコクも増した。
かつてのウィスキーに近い製品にはシングルポットスチル・ウィスキーが多くが配合されている。
まとめ
いつものドンキで出会ったジェムソンの上位版、クレステッド!
金色のシールに、コルク。
高級感でるぅぅぅ
そして、うまぁ…
なんか最近のアイリッシュ、スコッチの個性の隙間をいく独特のそれでいて優しい味わいを提供するイメージ!
これまた、優しいんだけど、優雅さもあり、飲みやすさが素晴らしい!
個性強い人と一緒にいると、楽しいけどいつも一緒だと疲れる…
でも、優しいあの人は刺激はないが、いつでも癒しを与えてくれる。
そんなボトル…
アイリッシュ、これからも末長くお世話になることでしょう。
ではでは今日も夜な夜な琥珀色、また!