間違いなさそうな雰囲気…
サトイモの感想:うん、ヤマザクラの中でもバランス系かなぁ
好き度:6/10
試してみる価値度:7/10(¥3300円前後 25/2)
- 地酒ウィスキーにしっかり向き合いたい方
- 笹の川酒造ヤマザクラシリーズが好きな方
度数:46%
香り:甘く華やかなバニラ香、アルコール感と濃厚な焼酎のはざま、クリーン、麦感のすっきり
味わい:ストロングなのにすっきり、潮気と硫黄感は子の酒蔵の通低音、でもしつこくなく麦感をしっかり感じられるのはさすが
ハイボール 広がりを見せるという意味では他のヤマザクラに比べて、ちと弱いか
いままでのピュアモルト、55に比べるとちと影が薄くなるかなぁ
「ブレンデッドウイスキー山桜 黒ラベル」をグレードアップしたちょっと贅沢なウイスキーです。
しっかりとしたモルト感と蜂蜜を感じさせる上品な甘さがバランス良く、
深い味わいと余韻の快さをお楽しみいただけます。
笹の川酒造・安積蒸留所についてー公式ページより
福島県安積平野。
安積疏水の流れるこの地に、東北唯一の地ウイスキーを造る「安積蒸溜所」はある。
それは、1946年(昭和21)にウイスキー免許を取得した山桜酒造にはじまる。
酒蔵としての歴史は300年を超え、猪苗代湖の南に創業した1710年(宝永7)にさかのぼる。
1765年(明和2)郡山に移り、磐梯颪の寒風にさらされた銘酒の醸造を続けたが、戦後の米不足から困難を極めることに。
これに欧米文化の流入があいまって、ウイスキー造りに取り組むことになったのだ。
戦後の混乱を経て、高度成長期にウイスキーの時代がやってくる。
1980年代、「北のチェリー、東の東亜、西のマルス」と呼ばれ、笹の川酒造が送り出したチェリーウイスキーも北の雄として人気を得た。
しかし、世は移り嗜好の変化とともにウイスキー不遇の時代が訪れる。
やがてウイスキーを詰めた熟成樽は蔵の奥で眠ることになった。
その頃、他社の地ウイスキーも苦境にあえぎ続けていた。
2003年(平成15)、東の東亜も暖簾を下ろすこととなり、紆余曲折の末、羽生の同社蒸溜所にあった原酒樽を笹の川で預かることとなった。
この樽こそ、イチローズモルトとして、カルト的な人気を博すベンチャーウイスキーへとつながるとは誰が予想しただろう。
2016年(平成28)冬、創業の地から移築された伝統的な土蔵建築の蔵を「安積蒸溜所」として始動。
白い漆喰の壁に囲まれた蒸溜所内には、ポットスチルやマッシュタンなどの設備が整った。
気候、蒸溜所内の環境、ポットスチルの形状、熟成樽の違いなどが、千差万別の香りや味わいを生み出し、「安積蒸溜所」の個性を決めていく。
けっして数多くは造れないウイスキーだからこそ、その個性を楽しんでいただきたいと願っている。
ジャパニーズウイスキーは空前のウイスキーブームに沸く欧米で、近年、注目を浴びている。
多くのファンの方々のお陰をもって、「安積蒸溜所」がリリースするボトルも例に漏れない。
だが、ブームが落ち着いた時ためされるのは、ウイスキー造りへの情熱であり、生まれ育つ風土への愛情なのだと信じている。
杜氏が丹精込めて仕込む清酒と同じく、真摯にウイスキーと向き合いたい。10年、20年、果てない時のかなたを見つめながら。
まとめ
前も言った気がするが笹の川酒造の通低音を感じる。
ここのは日本酒、焼酎がメインの酒蔵が作ってるんだろうなぁ、と感じさせる、スコッチにはないジャパニーズのスピリッツ感。
今回のは、以前飲んだピュアモルト、55に比べてバランスよくうまくまとまっていて、飲みやすい、という印象。
でも、ちとパンチが弱く、中途半端な印象。
飲み手によると思いますが…
ではでは今日も夜な夜な琥珀色また!