あまり有名ではない銘柄、美味しい?不味い?
サトイモの一言:長熟入門に最適!◎
好き度:9/10
コスパ:9/10 参考価格 ¥8000前後
・長熟のシングルモルトをコスパ良く飲みたい方
・優雅なフルーティを存分に楽しみたい方
色:濃い赤褐色
香り:シェリーの甘い香りが上品であり華やか、レーズン、ハーブの爽やかさが奥に感じられる
味:スムーズ、シェリーの甘ったるさは控えめ、重厚なウッディさはあるが樽の渋みはない、上品、華やか、主張しないが静かに佇む銘品の貫禄
ボトル情報
・アメリカンオーク樽とヨーロピアンオーク樽で18年以上熟成。
- 一口メモ
2022年5月に行われた、東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)で堂々金賞受賞。
500以上のウィスキーをブラインドテイスティングで味を評価し、約30本の金賞スコッチの一つに選ばれました。
とっても華やかでしっとりしてて美味ぁぁい!
シングルモルトにも関わらず、シングルトンの名前の蒸留所は私の手元のいくつかの本には載っていません。
それもそのはずでした。
シングルトンシリーズは、ジョニーウォーカーなどを擁するディアジオ社が所有する三つの蒸留所から独自にシングルトン名義で販売されているものなんですね。
ダフタウン蒸留所について
- 年間生産量:600万ℓ
- 主なブレンド先:ベルズ
1896年に設立されたダフタウン蒸溜所。
ダフタウン地区は、シングルモルトの先駆者グレンフィディックのお膝元として有名です。
豊かな土壌と良質な水が得られるスペイサイド中心部で、伝統的な製法と何世代にも受け継がれるクラフトマンシップによる良質なウイスキー作りをしています。
ゆっくりとした蒸溜工程と、ヨーロピアンオークとアメリカンオーク両方で熟成されたウイスキーから造られているため、非常になめらかで親しみやすいシングルモルトに仕上がります。
ダフタウン蒸留所で造られる原酒のほとんどが「ベルズ」などのブレンデッドウィスキーにつかわれるため、シングルモルトとしてボトリングされるのは稀だとか。
そのためオフィシャルボトルとして楽しめる「シングルトン」は大変ありがたいシリーズものです。
シリーズとして
- ダフタウン蒸留所
- グレンオード蒸留所
- グレンダラン蒸留所
この中で正規の日本発売なのはダフタウンのみになります。
並行輸入品では、グレンオード、グレンダラン蒸留所も売っているんですね。
感想
今回はダフタウン蒸留所の18年ものでしたが、この味わいなら、他のシリーズも興味がわきます!
しかし、一般の店頭ではほぼみかけないですね…
18年もののなかではリーズナブルな1本。
そして自分にとってはじめての長熟。
長熟の基準とさせていただきます…
では今日も夜な夜な琥珀色、ではまた!