ウィスキペディアまとめ

【ウィスキペディア32話】の1分まとめ アードベッグ

BARアイラ島 銀座にて

まずは、ブナハーブン12年を試飲。

アイラの中では一番穏やかなウィスキー。

和吉グラスspiritをグラスにいただく。

このグラスは、蒸留所専用に作られたもので、アルコールの刺激を強く感じることなく飲めるように設計されているという。

アードベッグTEN

File:Ardbeg Distillery.jpg

お次は今回の本命、アードベッグです。

オフィシャルのアードベッグTENはまさに、ストロングスタイル

煙の後に甘味があり、ダークチョコのよう。

アードベッグ トゥエンティ サムシング23年もすすめられます。

さすが長熟、余韻が長いようです。

スモーキーさが丸さを伴っているのも長熟ならではの特徴。

satoimotaro

アードベッグの長熟、想像しただけでも美味しいよね!

アードベッグ蒸留所について

ウィスキーの聖地、アイラは日本の淡路島と同じくらいの面積です。

全土の3/4を覆うのがピート湿原!

9つの蒸留所が稼働しています。

・アードベック

・ボウモア

・ブルイックラディ

・ラガヴーリン

・ラフロイグ

・ブナハーブン

・カリラ

・キルホーマン

・アードナッホー

アードベッグ蒸留所の設立は1815年。

一時閉鎖してしましたが、1997年グレンモーレンジに買収され本格的に再開を果たします。

蒸留所のコリン所長いわく

「自社ではモルティング行っておらず、ポートエレンの精麦所からモルトを買い付けています。そして、55ppm以上のヘビーピートしか買いつけていません。クリアな麦汁を目指しています」

とのこと。

satoimotaro

こだわるところが蒸留所によって違うんだね!

木製のハッシュバックを使い、発酵は66時間。

空中の酵母や乳酸菌が木に住み着くことで豊かな味わいにつながるそうです。

ララランド社のドライイーストを使用し、最初の52時間はイーストによる発酵を促します。

その後残りの14時間で乳酸発酵が行われるようです。

蒸留に関して、ピートの矛盾を説明してくれます。

スモーキーでピーティに関わらずフルーティでフローラルな香味もある。

重い味軽い味が絶妙なバランスで混じっているのは、

ピューリファイヤ(精留器、ラインアラームに取り付けられる円筒形の導管、ウイスキー蒸気中の重い成分を還流させる)の働きによるそうです。

この蒸留の過程で、シトラスハーブのフローラル風味が加わるとのこと。

satoimotaro

ヘビーな味わいなのに、フルーティでもある。。その秘密を知ることができたね。

  • アードコアの商品の説明

テーマはパンク!

原料は、深く焙煎されたブラックモルトを使用し、

スパイシー、ココアパウダー、ライムの柑橘。スモーキーで甘みもあるそうです。

今までにはないものを創造し続ける、これが蒸留所の挑戦と飽くなき探求の精神です。

  • ビッグピートの商品の説明
ピートおじさんの絵が特徴的。

アイラの蒸留所のモルト原酒のみを使った、ブレンデッドモルト。

ブレンドのセンスが光り、それぞれの蒸留所のよい特徴がうまくブレンドされているようです。

構成はアードベッグ、カリラ、ボウモア、幻の蒸留所ポートエレン

ダグラス・レイン社により定期的にリリースされるボトルです。

まとめ

アイラ島の中でもppm(煙臭さを測る数値)が高いことで有名なアードベッグの個性は際立っています。

ファンのことをアードベギャンと呼び、熱狂的なファンを持つアードベッグ。

これからもオフィシャルから新しいボトルがたくさん出てきそうですね。

目が離せません!

では今日も夜な夜な琥珀色、また!

ABOUT ME
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コロナ禍で沼にはまる。蒸留所の歴史やボトルに込められた情熱に想いを馳せながら夜な夜な琥珀色を求めて旅を続けています。