ジェムソンソーダが有名だよね~
サトイモの感想:優しい…落ち着く!
好き度:9/10
コスパ:9/10 参考価格¥2000円
・すっきりハイボールがが飲みたい方
・アイリッシュの優しい味わいをお求めの方
・飲み疲れしない落ち着いたを味わいをお求めの方
香り:キャラメル、葡萄、みずみずしいフレッシュなりんご洋ナシ系のフルーツも感じる
味わい:クリアでライトなのは言うまでもないが、やや麦焼酎のような麦甘さも興味深い、フルーティ、洋ナシ感もあり
ハイボールがめちゃ美味い!(ハイボールは満点!)ロックでもよい。
3回蒸留の良さが際立つねぇ!
ミドルトン蒸留所について
参照:世界のウィスキー図鑑 デイブ・ブルーム:著
旧ミドルトン蒸留所は、1887年までに年間100万ガロン(454万ℓ)の生産高を誇り、そのポットスチルは世界最大だった。
1970年代にアイリッシュ・ディスティラリー社(IDL社)がダブリンにある最後の自社工場、ジョンズ・レーンとボウ・ストリートを閉鎖してから、生産はミドルトンに移った。(ジェムソンの蒸留所も含む)
ここでアイリッシュウィスキー界を救うためのウィスキーが造られることになる。
1975年、旧蒸留所の裏手にIDL社のハイテク蒸留所がオープンした。
その後、ミドルトンではIDLの各ウィスキーがどのようなもので、どう再現すべきかが科学的に精査された。
過去はシングルポットスチルのウィスキーという形で残さねばならなかったが、新機軸を打ち出すときでもあった。
同時に樽材についても賢明な方針が採用された。
またスコッチ業界が「木材なら何でもよい」という姿勢だった時、IDLは樽を特注する計画に着手していたのだった。
世界の愛飲家にとってアイリッシュ・ウィスキーといえば「ジェムソン」だろう。
1972年、ライトあ味わいに新たなブレンドウィスキーに路線変更したが、これはジェムソン流を守るための長いプロセスの始まりだった。
無論、風味を変える必要があった。
しかしウィスキーの本質を捨てたわけではない。
重厚な風味を好まなくなったグローバルマーケットの中で、改めてアイリッシュウィスキーが位置を確保するための賢明な策だった。
長期間着実に広告を打ちバックアップを続けることで「ジェムソン」は特産品から世界的ブランドになった。
その後ジェムソンブランドは成長し始め、ラインナップが増えるたびに味のコクも増した。
かつてのウィスキーに近い製品にはシングルポットスチル・ウィスキーが多くが配合されている。
樽材も様々だ。
ジェムソンはシングルポットスチルへの架け橋でもある。
まとめ
新鮮で驚きのある味わいを求めてスコッチのシングルモルトをメインに旅をしてきましたが、ブレンデッドでアイリッシュという、何の特徴もなさそうなジェムソン。
これまた美味い!
クリアなのに意外に奥が深い…
ハイボールはジョニ赤などの高コスパに次いでめちゃ好きな1本でした。
なんだか何周か回りすぎて、自分の好みがわからなくなってきた…
まぁでも美味いものは美味いと思えるのは幸せですよね…
旅を続けます!
では今日も夜な夜な琥珀色、また!