ウサギがカワイイけど、オシャレではないね、無骨だね…
サトイモの感想:濃厚で色んな味わいを楽しめるバランサー!
好き度:8/10
コスパ:6/10 参考価格¥6000円前後
- 五郎丸蒸留所の酒質が好きな方
- 十年明をさらに熟成させたようなものを飲んでみたい方
- 確かなクラフト蒸留所の味を確認したい方
度数:46%
色:シャンパンゴールド
香り:濃厚なモルトの甘味、ウッディ、熟したぶどう、ピート香
味わい:少しの刺激、重たい酒質だがまろやかに飲みやすくまとまっている、スモーキ―、甘さや果実感とピートのバランスが素晴らしい、余韻は渋いと苦みありの複雑系
十年明をさらに熟成させた感じ~
三郎丸蒸留所モルトをキーモルトに幅広い年代から原酒を吟味し、平均酒齢が10年以上となるようにブレンド。
木工の町井波で製造した焙煎樽熟成のスコッチグレーンやシェリーモルトが織り成す多層な香味が特徴です。
三郎丸蒸留所についてー公式ページより
三郎丸蒸留所 マスターブレンダー&マネージャー
稲垣 貴彦
三郎丸蒸留所の母体である若鶴酒造が、ウイスキーをはじめとした蒸留酒の研究をスタートしたのは1947年のことです。
1953年に発売された初の自社ウイスキー「サンシャインウイスキー」は、発売から70年以上を経て今なお地元富山を中心に多くの方に愛されています。しかしながら、国内ウイスキー需要の落ち込みとともに、当社のウイスキー事業もまた大幅な縮小を余儀なくされていました。
2016年、私は故郷の富山へと戻り、この三郎丸蒸留所の再生に取り組むことにしました。掲げたテーマは、「伝統と革新」。
曽祖父が始めたウイスキーづくり、スモーキーなウイスキーへのこだわりを受け継いで「The Ultimate Peat(ピートを極める)」を掲げ、同時にジャパニーズウイスキーとして世界の舞台で勝負できる新たな価値づくりのために、さまざまなイノベーションに挑戦しています。
2016年秋、老朽化していた蒸留所を改修するためのクラウドファンディングを実施し、多くの方の支援を得て2017年に現在の三郎丸蒸留所をオープンしました。
2018年には最新鋭のマッシュタンを導入、2019年には富山県高岡市の伝統産業である高岡銅器の技術を活かして世界初の鋳造製蒸留器「ZEMON」を発明。
梵鐘メーカー老子製作所と富山県工業技術センターでタッグを組み共同開発しました。
また同時期、同じく富山県の南砺市井波地区に受け継がれてきた木工の伝統技術を活用し、地元の島田木材・山﨑工務店との協働プロジェクトとして、富山県産ミズナラ材を用いた「三四郎樽」の生産もスタートしています。
さらに2021年には、「T&T TOYAMA」としてジャパニーズウイスキー専門のボトラーズ事業も開始しました。
どれも前例がない中でのチャレンジでしたが、共通しているのは「富山でしかつくれないウイスキー」をつくり、世界へ届けたいという思いです。
まとめ
無骨なラベルそのまま、漢の酒です。
スコッチにもジャパニーズにもない味わいを提供する三郎丸は、ほんとに素晴らしいですね。
そのぶん、好みもわかれるかも…
とにかく、どの三郎丸を飲んでも共通して感じられる酒質のヘビーさがすごい!
クセがすごいともいえる…
これからもジャパニーズのアイラを目指して美味しいお酒をお願いします。
ではでは今日も夜な夜な琥珀色、また!