ジャパニーズ

【厚岸・大寒(2022年)】の評価!

satoimotaro

ついに厚岸(あっけし)に手を出したサトイモ、興奮しております!

サトイモの感想:すごいもうほぼアイラ

好き度:8/10

試してみる価値度:5/10 参考価格¥28000円前後

       (定価¥13000円ほど)定価なら7/10

おススメする人
  • ジャパニーズの最強スモーキ―を味わいたい方
  • クラフト蒸留所の意地を感じたい方
  • スモーキーピーティがすこぶる好きな方

度数:48%

香り:磯、潮感、ピート、麦の甘み

味わい:ピートしっかりだが柔らかくスムーズ、穀物の甘みもありバランスよし、牡蠣を彷彿とさせる磯感と旨味、今まで飲んだピート系で一番ブリニー

どの飲み方も間違いない!ハイボールも酒質がぶれず力強く爽やかにいただける逸品!

satoimotaro

日本の最北にアイラ現る…

厚岸・ボトル情報

ウイスキー界の新星として、国内外から注目されている『厚岸蒸溜所』

2016年に蒸溜をスタートし、2018年初リリース。2020年には蒸溜所で初のシングルモルトウイスキーを生み出し、そのシリーズは数々の賞を受賞し、世界中で高い評価を受けています。

手掛けるのは、食材や酒類などの輸出入を行う商社、堅展実業株式会社社長の樋田恵一氏。アイラモルトの強烈な個性に魅了され、日本でもその個性を実現できる場所として選ばれたのが厚岸町です。

その厚岸蒸留所がリリースしている二十四節気シリーズ。日本の季節の表す言葉を冠してそれぞれの季節に発売されています。

こちらの銘柄は、厚岸モルトが過半を占め、輸入されたニューポットグレーンは、厚岸湾を臨む丘の上で3年以上熟成を重ねています。

厚岸蒸留所について

参照:ジャパニーズウィスキー 第二創世記 (2017)和智英樹(著),高橋矩彦 (著)

ーアイラモルトへのオマージュ

酒類飲料や食品の輸出入を手掛ける東京の章hsあ、堅展実業株式会社が北海道厚岸町に設立した厚岸蒸留所。

2016年10月に蒸留免許を取得し、翌月に稼働を開始した同蒸留所は国内の他の新規マイクロディスティラリ―のほとんどが酒造関連会社を母体とするのに対し、商社という異業種からの参入である。

同社は、国内の蒸留会社からウィスキー原酒を購入、輸出するという中間的な立場で関わりを持つ、その流通に関しては製造する側の上を行くプロフェッショナル。

国内における原酒不足の現状を鑑みつつ、今後のモルトウィスキー需要の増大を見込み、自らが蒸留を手掛けようという自然な流れで、同蒸留所が設立された。

と、これは商業的な背景を記したに過ぎず、その裏には我々ウィスキーファンを惹きつけて止まない、堅展実業代表である桶田恵一氏の熱い想いがある。

それは、同氏が長年に渡り心惹かれるアイラモルトへの想いであり、「いつの日か、アイラモルトのようなウィスキーを造りたい」という夢の実現でもある。

そして、アイラ島の風土に近い北海道厚岸町をその拠点に定め、スコットランドの伝統的なモルトウイスキー製法を踏襲すべく、蒸留に関わる重要な設備のほとんど(粉砕機以外)をスコットランドのフォーサイス社から取り寄せ、その設置までを同社に委託。モルトもアイラのそれに準ずるものを手配し、夢実現の第一歩を踏みだしている。

2016年11月11日、記念すべき稼働開始日に蒸留されたニューポットはノンピートモルトで仕込まれたもので、既にミズナラの新樽に詰められ、霧深く湿潤、そして一年を通し冷涼な気候の中、静かに熟成を待つ。

また、それ以降にヘビーピーテッドのモルトを用いた結果、スモーキ―で力強い原酒が生み出されたという報告もある。

事前リサーチの結果、蒸留所付近の地層ピートが存在することも判明しており、今後は厚岸ピートでフロアモルティングを実施する計画があるほか、大麦の栽培にトライして、「オール厚岸産」のモルトウイスキーを造るという究極的な目標も立てられている。

壮大な計画を長い目で見守る必要はあるが、幸いにして厚岸の環境はラムサール条約で将来的に保全されている。

まとめ

すんごくアイラ!!

日本でも作れるのね、こんなどえらいピートものを…

24の季節のシリーズを出すところもまた、販売戦略がにくい。

この味だし、そりゃ高騰するわ…

24の季節でシングルモルトもブレンデッドもでるようですが、今回のブレンデッド、かなりシングルモルトに近い素晴らしい味わい。

説明で原酒の過半を厚岸のモルトウイスキーで占めるというのも納得できますね。

でも今は高すぎるのでバーとかで他の種類を飲むことになるんでしょうかねぇ。

他のも気になるぅぅ

ではでは今日も夜な夜な琥珀色、また!

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コロナ禍で沼にはまる。蒸留所の歴史やボトルに込められた情熱に想いを馳せながら夜な夜な琥珀色を求めて旅を続けています。