綺麗な色やねぇ
サトイモの感想:上品!シルキーとはこういうことなのか!!
度数:40%
好き度:9/10
試してみる価値度:8/10 参考価格¥14500円前後(25/4)
- 華やか上品シルキーを体験したい方
- グレンモ―レンジ10年(オリジナル)が好きな人
- 間違いない長熟をお求めな方
香り:フローラル、スウィートリッチ、ココナッツ、パパイヤ、柑橘シトラス、ハチミツ、バニラ
グラスの残り香:若干のプラム、すもも
味わい:めちゃスムース、シルキーとはこういうことか!スウィート、シトラスの爆発(柑橘の爽やかさ酸味と甘みの上質な上澄み)、鼻を抜けるリッチフルーティが甘美、さらりとしたハチミツ、余韻はハーブミントのすっきり
優雅の極み!!
じっくりと時間をかけて熟成され、深みを増したレアモルト。
パパイヤなどのエキゾチックな果実や花の芳醇な香りと、濃厚な味わいが特長です。
「オリジナル」に通ずる柑橘のアロマを持ちつつ、エキゾチックな花や果実の複雑な香りを併せ持つ。
モルツ通におすすめの一本。
グレンモーレンジィ蒸留所について
参照:スコッチウィスキー・トレイル 高橋矩彦:監修
:ウィスキー&シングルモルト完全ガイド PAMPERO/編者
:シングルモルト&ウィスキー大事典 肥土伊知郎/監修

- 主なブレンド先:ベイリーニコルジャービー、ハイランドクイーン
- 年間生産量:600万ℓ
ゲール語で「大いなる静穏の谷間」
創業は1843年、ハイランド北部、テインの町で最初は古いビール工場を改装してはじまった。
資金難でポットスチルは中古のジンのの蒸溜用だったが、それがモ―レンジの個性を生み出すきっかけとなるのだ。
スチルの高さは業界最長の5ⅿ。さながらキリンのようだともいわれる。
一般的に軟水が主流の仕込み水だが、ミネラル分がとても多いターロギーの泉の湧き水、硬水を使用。
他とは違う風味をもたらす要因のひとつといわれている。
しかし、モ―レンジにおいて実験的な試みを多く手掛けるラムズデン博士はこういう
「グレンモ―レンジのフレーバを100%としたら、水の割合は最高でも5%ぐらい」
樽は、アメリカ・ミズーリ州のホワイトオークを使い、自前で製作し、ジャックダニエルなどに貸与。
バーボン熟成後のものを再利用することで、奥深いフレーバを可能にした。
熟成庫は湿っぽく、床の土がむき出しになったもので、なぜセカンドフィルの樽をこの環境で貯蔵するのかを博士はこう説明する。
「セカンドフィルの樽では、樽による酸化がより強く起こるので、さらに幅広い複雑さが生まれる。そしてこの環境は酸化に最適なんだ」
近年では、ラムズデン博士のもと様々なデザイナーズカスク、ウッドフィニッシュを創作し続ける。
博士は後熟の先駆者だ。
後熟とは、効力の強い樽の2段階めの熟成をさせること。
うまくいくと、フレーバ―のラインに新たなひとひねりを加えることができる。
しかし、やりすぎてしまいがちだ。
「樽はウィスキーを作るが、台無しにしてしまのもまた、樽なんだ」
博士はそう語る。
グレンモ―レンジィ、今ではスコットランドで1、2を争う人気のモルトだ。
まとめ
雑味や酸味のないフルーティ系白ワイン?と勘違いするぐらいのすっきりさ。
ウィスキーの幅がまた大きく広がりました。
素人的に、長熟ものはなんか、濃く渋みとかえぐみとかが増しそうなイメージあるけど、今まで飲んだどれもが、飲みやすくスムース、というか長熟ほどスムース度合いが高まってる感じ。
なんで?
不思議です。
セカンドフィル、サードフィル、もしくは樽のニュアンスがつきにくい長熟にあった樽というものがあるのでしょうかね。
いやぁ美味しかった!
ではでは今日も夜な夜な琥珀色また!