2014年創業の新しい島系の蒸留所だって
サトイモの感想:う、うまぁぁぁぁ!!
好き度:9/10
試してみる価値度:8/10 参考価格¥7700円(24/1/29)
- 新しい蒸留所に関心がある、応援したい方
- 「潮気、フルーツ、麦感、ピート」と聞いて飲みたいと思う方
- 余市が好きで、潮気を足したい方
度数:46.4%
香り:ブリニー、スウィートフルーティ
味わい:スムース、柔らかいがしっかりピート、スウィートでブリニーは香りのままに味わいも感じられる、しっかり麦感とフルーティさとブリニー、フルーティが混然一体にバランスよく味わえる稀有な一本!
ハイボールにするとりんご、洋ナシのフルーティさが爆発、めちゃうまい!
ここ最近で一番好きかも!!
アイル・オブ・ラッセイ蒸留所のフラッグシップ・シングルモルト。
ピーテッドとアンピーテッドのスピリッツは、ライウイスキー、チンカピンオーク、ボルドー赤ワインの樽でそれぞれ熟成され、その後混ぜ合わされます。
ヘブリディーズシングルモルトの古いスタイルに影響を受け、この表現は軽くピーテッドで、ダークベリーと繊細なスモークの香りのバランスが良く、若い蒸留所の素晴らしい作品。
蒸留所について-公式ページより
アイル オブ ラッセイ蒸溜所は、スコットランド西海岸にあるヘブリディーズ諸島のひとつ、ラッセイ島で稼働する唯一の蒸溜所です。
スコットランド出身の起業家「ビル ドビー」氏とウイスキーブレンダーであり、植物学者でもある「アラスデア デイ」氏により 2014 年に設立されました。
独特な味わいを決定づける大きな特徴のひとつが仕込水で、ダンカン山に降った雨は火山岩を通り、ジュラ紀の砂岩によって濾過されます。
そのため、敷地内で汲みあげられた仕込水はミネラル分を豊富に含んでおり、それを醗酵に使用することで非常にフルーティなウイスキーが生まれます。
この仕込水は加水などを含む全ての工程で使用されており「アイル オブ ラッセイ」のウイスキーに独特の甘い風味を与えます。
そして、もう一つがユニークな樽熟成です。現在使用している樽は主にライウイスキー樽、ボルドー赤ワイン樽、そしてチンカピンオーク樽の3種類で、これにピーテッドとノンピーテッドのスピリッツを詰めることで、計6種類の原酒を熟成しています。
全てのスピリッツは島内にあるウェアハウスで熟成し、瓶詰めまでを行うため、ヘブリディーズ諸島の気候の影響を最大限に受けています。
非常にリッチなダークフルーツのフレーバーとライトリーピーテッドのバランスが秀逸です。ノンチルフィルタリング、ナチュラルカラーでボトリングしています。
まとめ
島系のスコッチ、はずれがないんですけどぉぉぉぉ!!!
これまた新進気鋭の蒸留所なのに、めちゃうまい!
味わいは優しいのにいろんな要素がはっきりくっくりと味わえてバランスの極みでしたねぇ。
この複雑さがブレンデッドじゃなくて味わえるのが、まだまだシングルモルトを探していく旅が終わらい理由ですよね…
ではでは今日も夜な夜な琥珀色、また!