ジャパニーズ

【久住・ニューボーン#2】の評価!

satoimotaro

九州・大分の蒸留所!!

サトイモの感想:通常品の期待値高まる!

好き度:7/10

試してみる価値度:8/10 参考価格¥5800円(24/4) 

おススメする人
  • クラフト蒸留所の良さを味わいたい方
  • フルーティ系で濃厚なものを飲んで見たい方
  • 九州の本坊酒造、津貫蒸留所関連の蒸留所が気になる方

度数:55%

香り:ジンジャー、リンゴジュース、レーズン、焼酎

味わい:ジューシーかつスパイシー、飲み口ライトだが味わいしっかり、フレッシュなフルーツが広がる、酸味のあるチェリー、トロピカルも、リンゴ系、柑橘系、フルーツ系が盛りだくさんな印象

ハイボール、不思議と原酒のクセがあらわれる、硫黄臭さと青りんごのフルーティさが前面にでてわかりやすく伸びるがクセが吉と出るか凶と出るかは飲み手次第

satoimotaro

おぉフルーツバスケットのように盛りだくさん!

#2↓

#3↓

久住蒸留所について

ポットスチルについて

スコットランドのフォーサイス社製ポットスチル。
初溜釜が2500L、再溜釜が1800L。
ともにストレート型を採用。
加熱方式は蒸気の間接加熱。
再溜釜が小ぶりな分、酒質は重め。
冷却は、シェル&チューブ方式。
冷却水は豊富な地下水を用いるため、年間を通じて狙い通りの冷却が可能。
工場建屋には大きな窓があり、隣接する県道からポットスチルが見える。
夜は10時までライトアップされる。

麦芽と発酵について

麦芽は主に輸入麦芽を使用。
約1割は県内の契約農家に委託栽培した大麦を使用。
1回の仕込み量は500kg。

発酵槽は、木槽が5基。
安定した乳酸発酵を促すため2022年8月に全て木製の発酵槽に変更。
より複雑で香味豊かなウイスキーを目指している。
木槽の材質は、ダグラスファー(樹齢数百年のダグラスファー)。
1バッチあたりの仕込み量は2500L。
発酵日数は4日間。

熟成樽と貯蔵庫

主に中古バーボンバレルを使用。
理由は、原酒の個性を感じてもらいやすいため。
樽のバリエーションは、シェリー、ワイン、ラム、アルマニャック、カルバドス。順調に熟成が進んでいる。

九州とは言え、高地のため比較的冷涼な気候で、熟成は比較的ゆっくりと進んでいる。
酒蔵時代の貯蔵庫を利用した第1熟成庫は、伝統的な「ダンネージ式」を採用。

まとめ

うまぁ!!

これまたクラフト蒸留所に対する期待値爆上りの仕上がりのニューボーン!!

これがまだ15ヶ月熟成という浅漬けでこの味わい…

これ普通に売り出してもいんじゃない??買うよ??

熟成が長ければよい、というものでもなく、しっかりとした原酒の味わいを楽しみたい人には素晴らしい出来だと思うのです。

山鹿蒸留所とともに津貫蒸留所が技術提供ということで、津貫、いい仕事してます!

サトイモ在住の九州、良い蒸留所がたくさん出来ていて嬉しいです!

ではでは今日も夜な夜な琥珀色、また!

ABOUT ME
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コロナ禍で沼にはまる。蒸留所の歴史やボトルに込められた情熱に想いを馳せながら夜な夜な琥珀色を求めて旅を続けています。