ニッカが誇るモルトの集合体、お味は?
サトイモの感想:流石の味わい!
好き度:9/10
コスパ:7/10 参考価格¥3700~4200円(22/11→24/4 ほぼ変わらず)
度数:43%
- 高品質ブレンデッドモルトを飲みたい方
- ニッカウィスキーが好きな方
- 甘い系でバランス良しのウィスキーが好きな方
香り:ほのかにスモーキー、バニラ、柑橘のフルーツ感も
味わい:口当たりはライト、ニッカらしい麦の甘みとテイスト、フルーティさとのバランスがよい、開栓したては若さゆえか若干のアルコールを感じたが、時たつと全く気にならずまろやかに、うまみはしっかり
ハイボールが素晴らしい!甘みとともに若干の苦みも感じられてより複雑な味わいに、柑橘がグレープフルーツ感になり、アランなどに通じるトロピカル系に進化する
地味な印象ですが、これは好き!
ブレンデッドウィスキーとブレンデッドモルトウィスキーの違いは?
今回のセッション、ブレンデッドモルトウィスキーというカテゴリーになります。
一般的に見かける¥1000~2000円のウィスキーは、ブレンデッドウィスキーと呼ばれますがどう違うのでしょうか?
簡単に言うと、
それぞれの蒸留所で作ったモルト(大麦)の蒸留酒のみをブレンドしたもの。
例:ジョニーウォーカー・グリーンラベル、モンキーショルダー、竹鶴、長濱アマハガン
それぞれ蒸留所で作ったモルト(大麦)とグレーン(その他穀物)をブレンドしたもの。
例:ジョニーウォーカー・レッドラベル、ブラックラベル、バランタインなどの一般的にスーパー、お酒やさんで多く見かけるスコッチ全般、トリス、ニッカクリア、角、オールド、リザーブ、ローヤルなど
ウィスキー市場の9割以上はブレンデッドの売上といわれています。
セッションについて
2020年9月29日に販売で「ザ・ニッカ」以来、約6年ぶりの新ブランドになります。
互いの個性を発揮しながら奏でる音楽をイメージし「ニッカ セッション」と名付けた。
ブレンデッドモルトのカテゴリーに入るセッション。
一体、構成原酒は何なのでしょうか?
ニッカ(アサヒグループホールディングス)が所有する蒸留所のモルトウィスキーと輸入原酒になります。
- 余市蒸留所
ピートとリンゴのフルーティさが特徴のファンが多い余市。
セッションではわずかなピートフレーバーとフルーティな甘みを感じられます。
- 宮城峡蒸留所
宮城峡は余市と双璧を成すニッカの看板商品。
チェリーのようなフルーティさが爽やかな特徴で、セッションでは味わいに爽やかなフルーティさを添える印象。
- ベンネヴィス蒸留所
スコッチ、ハイランド地方にあるシングルモルトとしてはほとんど流通しないウィスキー。
エステリー香が特徴で味わいに複雑さを与えている。
- 他の原酒
おそらく、スコットランド、生産量の多いスペイサイドやハイランドのモルト原酒を使用していると思われます。
まとめ
実はサトイモ、沼にはまった2年前くらいに買って飲んだのですが、その時の印象はほとんどないです…
まだ経験値も浅く、ブレンデッドということもあって特別パンチがある特徴を感じ取れませんでした。
今になって飲むと、めちゃくちゃ美味い!
一周すると味わいの感じた方も変わって面白い!
これ、けっこう見過ごされてません?
竹鶴よりも断然美味しいと思うのは私だけでしょうか?
そして、ハイボールのクオリティが凄まじい!
ハイボールにして広がりをみせる久しぶりのあたりウィスキーでした。
今月はセッションのハイボールが続くかな…
では今日も夜な夜な琥珀色、また!