ワインのようなたたずまいだね、こんな銘柄知らないなぁ
サトイモの感想:いままでにない複雑系…
好き度:6/10
コスパ:5/10 参考価格¥5500円前後
- 変わったスコッチ系をお探しの方
- イングランド・ウェールズに関心がある方
- 老舗のはずのクラフト蒸留所が気になる方
度数:41%
香り:フレッシュなぶどう、酸味のあるりんご、べっこう飴
味わい:ライト、ハッカ、フルーティの要素もあるが隠れている感、麦の甘味と同時に苦みもかんじられる、独特な味わい
今までにない味わいだね!ボトラーズの熟成若いものに若干似てるかなぁ…
こんなセットも↓
新鮮なリンゴと柑橘類のアロマが心地よく、飲み口は濃厚なドライフルーツにクリームとレーズンのニュアンスがプラスされます。
全体的に繊細で甘みがあり、食欲をそそるほのかな苦味も存在します。
その複雑な味わいの中に爽やかさも加わったバランスの良いウイスキーに仕上がっています。
ウェールズの誇り高き伝統である「ドラゴン」をデザインした、洗練されたパッケージ。
ウイスキー・オブ・ザ・ワールド・マスターズ 2015 ヨーロピアン・シングル・モルト・プレミアム 金賞
ペンダーリン蒸留所-wikiより
100年ほど途絶えていたウェールズのウィスキー蒸留所。
この地で作られるウィスキーはウェルシュウィスキーという。
その歴史はスコッチ、アイリッシュに引けを取らないが、こちでは1894年には蒸留が行われなくなった。
2000年にThe Welsh Whisky Companyが設立されることが公表された。The Welsh Whisky Companyは、ウェールズのペンデリンにウィスキーの蒸留所を建設し、ここでニューポットの生産を開始した。
これにより、ウェルシュ・ウイスキーの生産が再開されたことになる。
ただし、ウィスキーの製造工程には熟成が必要であるため、すぐに出荷するわけにはゆかない。
The Welsh Whisky Companyによるウィスキーが商業ベースで販売されたのは、2004年のことである。
ペンダリン蒸留所は、ブレコン・ビーコンズ国立公園内のペンデリンに存在する小さな蒸留所で製造されていて、ブレコン・ビーコンズ国立公園の水を使用している。
ただし、この蒸留所で仕込みを行っているわけではなく、ウォッシュ(蒸留前のビールに似た醸造酒)は、ブレインズ・ブリュワリーという地元ウェールズのビール醸造所から手に入れている。
このウォッシュを、ここで蒸留した後、熟成を行って製品化しているのである。
まとめ
これは挑戦的なウィスキー。
この若さのように感じるものがネガティブにとらえられるか、ポジティブにフレッシュさととらえられるかは人それぞれかと。
サトイモは、もう少し熟成感があれば非常に美味しくなるんじゃないかなと夢想しました。
しかし、ウェルシュウィスキーなるものが存在したなんて初めて知りました。
しかも歴史が長いらしい…浪漫ですねぇ。
これからの蒸留所の発展に期待したいです!
ではでは今日も夜な夜な琥珀色、また!