スコッチ

【バランタイン17年】【バランタイン・マスターズ】のレビュー!

satoimotaro

バランタインの17年!ザ・スコッチといわれるお味は??

バランタイン17年 サトイモの感想:リッチフルーティ!

好き度:8/10

コスパ:8/10 参考価格¥5000~6000円(22/8→24/4 7000円前後↑) 

おススメする人

華やかリッチフルーティをお探しの方

1万円以下17年ものを飲んでみたい

香り華やかで重厚なクリーミーさ、フルーティさとしつこくないカラメルの甘さ、奥にスパイシー

味わい口に入れると、香りそのままに華やかな甘さが濃く広がるベリー系のフルーティさフレッシュなフルーツが混ざり合う香りと全く一致する味わい

  • バランタイン17年 公式サイトの説明

1937年の発売以来、揺るぎない地位を誇るバランタイン17年は、スコットランド各地の厳選されたモルト原酒とグレーン原酒を40種類以上ブレンドした、スコッチウイスキーの名門ブランドです。
酒齢17年以上の長期熟成原酒が織りなす奥行きの深い気品ある香り繊細で複雑な味わいが、多くのウイスキーファンを魅了し続けています。

  • 4つのキーモルト

スキャパ第一印象、最初にパット口に広がる果実、花のような香り、軽やかさ

ミルトンダフ骨格、力強くしっかりとしたブレンドの基礎を形作る

グレンバーギー中核、ブレンドの中心、フルーティでスウィート

グレントファーズフィニッシュ、なめらかで繊細な後味、ベリー系の味わい、ナッツ

satoimotaro

ザ・スコッチの異名は伊達ではない!

マスターズ サトイモの感想:しっとり麦感…

好き度:6/10

コスパ:6/10 参考価格¥4000~5000円 

おススメする人

バランタイン12年が好きな

フルーティ、ピーティよりも麦感ウィスキーが好きな

香り濃厚なカラメルプリンのようなカスタードクリーム、ハチミツ、ベリー感、熟したぶどう、ナッツ、奥にかすかなピート

味わいスムーズ、甘くとけるカスタードのよう、円やかですっきりとした麦の甘みフルーティかピーティかといった主張は少ないがバランスが良い

  • ボトルの裏 説明

・バランタインの伝統的なブレンドに5代目マスターブレンダー、サンディー・ヒスロップ氏の新たなスタイルを加えました。バランタインの中核をなすグレンバーギーミルトンダフ加えたモルトとグレーンウィスキーが織りなす、花のような爽やかなフレーバーリッチでクリーミーな余韻が特徴です。

2014年から販売開始の比較的新しいマスターズ。

satoimotaro

バランタインに通じるものはあるけど、どれにも似ていないねぇ

バランタインについて

1822年13歳のジョージ・バランタインはエディンバラで食料品とワイン、ウイスキー類を扱う商人アンドリュー・ハンターのもとに年期奉公の修行に出る

ジョージが奉公修行に出た翌年、ウイスキー蒸留認可制度により、密造時代は終焉を迎え、1824年には新しく認可を受けた蒸留所が次々と誕生していく。

1827年、ジョージ・バランタインは徒弟奉公を終え、エディンバラのカウゲートに小さな食料品店を開いた。

サービスと品質のよさでバランタイン社の商売は繁盛する。

1853年、エディンバラでウイスキー商を営むアンドリュー・アッシャーが、熟成期間の異なるさまざまなモルトウイスキーを混ぜ合わせたヴァッテド・モルトウイスキーを製造

アッシャーの友人であったジョージ・バランタインは、この発見と彼の苦心談に閃き、グレーンウイスキーとモルトウイスキーを混ぜ合わせブレンドの技術を磨き始めた

ジョージ・バランタインは長男であるアーチボルトに商売を任せ、ウイスキーのブレンディングに打ち込むためにグラスゴーへ移り住む。

世間ではブランデーを製造するためのワインの原料となるブドウが凶作となり、高級蒸留酒に飢えた上流階級の人々がブレンデット・スコッチに殺到した。

ジョージはグラスゴーでウイスキーの卸売りを軌道に乗せ、また、専門の知識を傾けて独自のブレンデット・スコッチの完成を目指した。これがのちのバランタイン17年の礎となる。

1895年ジョージ2世が父親から事業を引き継ぐその年ヴィクトリア女王がグラスゴーを訪れ、バランタイン社に王室御用達の称号を授与したのである。

1910年、バランタイン社はバランタイン・ファイネストを発売

1937年マスターブレンダーのジョージ・ロバートソンによってバランタイン17年は生み出された。

時は、ジョージ・バランタインがこの世を去って約50年の月日が経とうとしていた。

今から約80年前につくられたバランタイン17年の極秘レシピは、現在に至るまでほとんど変わっていない

1938年、バランタイン社はブレンディングに必要なグレーンウイスキーを製造するための蒸留所をダンバートンに建設する。

敷地内には、小さなモルトウイスキー蒸留所や広大な貯蔵庫、そしてブレンディングやボトリングのための工場が併設された。

1950年代初頭、海外出張した日本のビジネスマンが17年を土産として持ち帰り、その評判が高まっていた

1986年バランタイン社のウイスキー販売量が世界第3位となる。

バランタイン社のある一人は「味が落ちずに、これほど変化に対応することができるのは、飛び抜けて良質なウイスキーだけなんだ」と語る。

まとめ

ファイネスト、12年、マスターズ、17年と通低音は同じでもそれぞれ個性がありますね。

印象としては

ファイネスト個性ないがバランスタイプでハイボール向け

12年華やかさ、ほのかにフルーティ

17年華やかフルーティ爆発

マスターズは、ちょうど12年と17年の間で少し横道にそれた感

17年は流石の一言。

ブレンデッドでここまで上品、フルーティなのは、高品質の原酒ブレンドの証ですよね。

これから、キーモルトの旅に出かけるべく準備をしております。

では今日も夜な夜な琥珀色、また!

ABOUT ME
satoimotaro
satoimotaro
コロナ禍で沼にはまる。蒸留所の歴史やボトルに込められた情熱に想いを馳せながら夜な夜な琥珀色を求めて旅を続けています。