お猿さんがカワイイボトル、ブレンデッドモルトとは….
サトイモの一言:爽やかフルーティ!
好き度:9/10
コスパ:7/10 参考価格¥3600円前後(24/2)
- 軽やかで華やかな女性向けのウィスキー
- グレンフィディック、グレンリベットのフルーティさが好きな人
- ブレンデッドモルトたるものを飲んでみたい人
香り:華やかさ、スパイシー、フルーティ、シトラス、ハニー
グラスに残った香り:青いリンゴで爽やか!
味わい:麦の甘み、アルコール感ほぼなし、青リンゴの果実を凝縮したようなスムースさ、ライト、口に含み鼻に抜ける香りが心地よい、干し葡萄ではないが、熟したブドウの濃いレーズン感。グレンフィディックの青々としたフルーティさが香りと味わいに、すっきりとした後味はシトラス、ミントをはっきりと思わせる
美味い!フルーティさの中にシトラスのようなお花、爽やかさが感じられるすっきりとした味わいの逸品。バランスがよく、スペイサイドのいいとこどりな子
- モンキーショルダー、カワイイ名前の由来
かつてフロアモルティング(シャベルで麦をすくってかきまぜ、乾燥を均一にする作業)が盛んだったころ、蒸留所のモルトマンたちは、毎日大量の手作業が必要でした。
何度も同じ動きを繰り返すことが原因で、当時のモルトマンを悩ませていた肩の痛みを「モンキーショルダー」と呼んだそうです。
当時のモルトマンに敬意をこめて、モンキーショルダーと名付けたんですね。
ブレンデッドウィスキーとブレンデッドモルトウィスキーの違いは?
今回のモンキーショルダー、ブレンデッドモルトウィスキーというカテゴリーになります。
一般的な格安スコッチは、ブレンデッドウィスキーと呼ばれますがどう違うのでしょうか?
簡単に言うと、
それぞれの蒸留所で作ったモルト(大麦)の蒸留酒のみをブレンドしたもの。
例:竹鶴、ジョニーウォーカー・グリーンラベル、ニッカ・セッション、長濱アマハガン
それぞれ蒸留所で作ったモルト(大麦)とグレーン(その他穀物)をブレンドしたもの。
例:ジョニーウォーカー・レッドラベル、ブラックラベル、バランタインなどのスコッチ全般
トリス、ニッカクリア、角、オールド、リザーブ、ローヤルなどのジャパニーズ
ウィスキー市場の9割以上はブレンデッドの売上といわれています。
モンキーショルダーのモルト構成原酒
・キニンヴィ
3か所の蒸留所の27の樽を組み合わせているので、ボトル上部に「BATCH27」と書かれています。
グレーンウィスキーは増産、安価で製造できるので、ブレンデッドウィスキーが比較的、コスパよく飲めるのは、グレーン原酒がたくさん配合されているからなんですね。
それに比べて、ブレンデッドモルトウィスキーは、それぞれのシングルモルトウィスキーがかけあわされたようなものだから、期待値も高くなります。
その期待を全く裏切らないのが今回のモンキーショルダーでした!
まとめ
おしゃれでかわいいボトル。
知名度はないように思いますが、どこにでも置いているようなイメージも。
ブレンデッドモルトウィスキーって、モルトのみで贅沢なのにコスパがよしなので、各社もっともっとこういうシリーズを広げてほしいですよねぇ。
シングルモルトにひけをとらない個性と美味しさで初心者だけでなく玄人も大好きな逸品でしょう!
いやぁ、これも常備です。
今日も夜な夜な琥珀色、ではまた!