ウッドフィニッシュの味の変化とは?
サトイモの感想:う、うまい!!
好き度:10/10
コスパ:7/10 参考価格¥7000~8500円(22/12→24/4 14年ものが7000円前後)
- グレンモ―レンジ、カスクフィニッシュを試したい方
- ハイクオリティのシェリー系ウィスキーを探している方
- ワインとウィスキー両方好きな方
香り:ミルクチョコレート、熟したぶどう、干しブドウ、桃、杏のフレッシュで酸味のあるフルーツ
味わい:濃厚フルボディ、熟したぶどう、ワインを飲んでいるかのよう、ダークチョコレート、爽やかな渋み酸味が心地好い
現行は14年ものなんだね
グレンモ―レンジ蒸留所についてはこちら。
キンタ・ルバンとは?
ポルトガル語で「Quinta(キンタ)」は「ワイナリー」、「Ruban(ルバン)」はゲール語で「ルビー」の意味。
ポート樽フィニッシュとは?
まず、ポートワインとは、ポルトガルのドウロ地方で造られる酒精強化ワイン(ブランデーを添加したワイン)の一種。
「ポルトガルの宝石」とも称され、世界3大酒精強化ワインに数えられるポルトガルを代表するワインです。
その空き樽で最後、熟成させたものとなります。
カスク(ウッド)フィニッシュとは?
ウィスキーの熟成には木の樽を用います。
スコッチであれば、最低でも3年は熟成しなければいけません。
樽は、カスクやウッドといった名称を使い、代表的なものにシェリーカスク(シェリーワイン熟成に使った樽)、バーボンカスク(バーボン熟成に使った樽)があります。
今回のカスクフィニッシュとは?
樽熟成したものを、さらにポートカスク(今回のもの)、マデイラカスク、バーガンディーカスクなど個性的なワイン樽に詰め替えて、さらに短期間(数か月から長くて2年)熟成させてボトリングする手法のことです。
グレンモ―レンジがカスクフィニッシュの先駆けで、1980年代から実験的に開始していきました。
まとめ
グレンモ―レンジ自体、完成されたパーフェクトなウィスキーなのですが、そこにわをかけて個性を足すという裏技を使っているとどまることを知らないグレンモ―レンジ…
ラムズデン博士のもと、まだまだ新たな挑戦は続いているようです。
ウィスキーは、主に原酒づくり、樽の選定、熟成年数、樽ブレンドの工程だけで、個性的なものを作り出しているわけですが、そこに後熟を加えたら、ウィスキー制覇をかけて追いかけても全然届きません…
ゆっくりいきましょう、巡り出会う、至高の一杯を求めて…
では今日も夜な夜な琥珀色、また!