酒の王者だって!?
サトイモの感想:ピートフルーティの完璧なバランス!
好き度:9/10
コスパ:8/10 参考価格¥5500~6000円(22/6→24/2 値段変化なし)
- 潮、ピート、フルーティと全部感じたい方
- ボウモアが好きな方
度数:45.8%
香り:ピーティ、潮の香りとハチミツのようにな甘さを伴う、若干フローラル
味わい:濃厚、ピートと潮がやはり前面に出て、その後甘みとフルーティ感も感じられる、余韻はスパイシー
サトイモはピート系で一番好きかも!
- ボトルについて
・樽はアメリカンオークのリフィル樽を使っている。
・ボトルの説明文にある「MADE BY THE SEA」が面白い。
厳しい海洋性気候の島で育つタリスカーは、どれも潮風を感じる風味。
自然の恵みに感謝する態度が素晴らしい。
タリスカー蒸留所について
参照:世界のウィスキー図鑑 デイブ・ブルーム/著
:ウィスキー&シングルモルト完全ガイド PAMPERO/編者
:シングルモルト&ウィスキー大事典 肥土伊知郎/監修
- 主なブレンド先:ジョニーウォーカー ホワイトホース
- 年間生産量:270万ℓ
ヘブリディーズ諸島、最大の島スカイ島(SKYE)にある蒸留所。
“鳥の翼の形をした島”という意味だそう。
「タリスカー」は創業者マッカスキル家の別名。
ゲール語とバイキング語で「傾斜した大岩」の意味になる。
タリスカー(TALISKER)の「SKER」はバイキングの言葉で「岩」を意味するように、島は岩場が多くごつごつしているという。
朝霧が立ち上ることが多いのでミスティ・アイランドとも呼ばれる。
1830年創業。
かつて島には7つの蒸留所と数十の無免許蒸留所があったが、1920年代から40年代の世界恐慌、第二次世界大戦の影響で、ほとんどが撤退した。
唯一残ったタリスカーは不遇の時代を生き残ったが1960年代に火災に見舞われる。
しかし、スタッフの情熱と努力により2年後に復活した。
U字に曲げられたラインアームと精溜器が装備された初溜釜。
初溜液の一部が初溜釜に戻されるこのポットスチルヘッドの特殊なラインが、タリスカー独特の風味を生み出すといわれている。
仕込み水には背後のホーク・ヒルに沸く21の地下水源が使われ、ミネラルとピートが豊かなこの水が、力強く暖かいフレーバーに影響を与えているという。
- 一口メモ
・現在の所有者は、ジョニーウォーカーで有名なディアジオ。
ジョニーウォーカーシリーズの構成原酒として重要な役割を果たしている。
サトイモな大好きなグリーンラベルのキーモルトの一つだね!
・「宝島」「ジキル博士とハイド氏」の小説家ロバート・スティーブンソンが愛飲したことで有名。「酒の王者」といわしめた。
まとめ
クロスロードラボさんの3000人が選ぶハイボールに最適なウィスキーランキングで堂々の2位!(現行品、4000円以下、アメリカンウィスキーを除くという条件下)
3000人が選ぶシングルモルトランキングでも4位!
クセありなのにかなりの市民権を得ているタリスカー。
私も大好きです!
潮をわかりやすく感じられる一品でもありますね。
これまた、ラフロイグと一緒で牡蠣とかにかけたら、素晴らしいんでしょうねぇ。
ストレート、ロック、ハイボール、全て美味しいですね。
ここまで飲み方を問わないのも自分の中では珍しいです。
潮風を感じながら、、
では今日も夜な夜な琥珀色、また!