本坊酒造(マルス)が鹿児島に作った蒸留所、津貫!!
サトイモの感想:おぉどっしりぃぃぃ!!
度数:50%
好き度:7/10
試してみる価値度:6/10 参考価格¥12000円前後(24/1/28)
- モルティな越百が好きな方
- どっしりジャパニーズウィスキーをお求めな方
香り:しっかり麦感、フレッシュな赤い果実、バニラ、うっすらピート
味わい:濃厚でフレッシュなフルーツ、スウィートで少しスパイシー、酒質の骨格がしっかりしているのでどっしりモルティ、深い味わい
方向性は越百に似てるかなぁ…
公式のボトル紹介
「シングルモルト津貫」は、盆地特有の寒暖差のある気候と蔵多山山系の良質な湧水に恵まれた、薩摩半島南西の緑あふれる山あいに位置するマルス津貫蒸溜所で造られています。
by 商品説明
「2023エディション」は、バーボンバレルを主体に様々な樽で熟成したモルト原酒をヴァッティングした2023年リリースのシングルモルトウイスキーです。
津貫2023年↓
津貫2024年↓
本坊酒造 マルス信州蒸留所
マルスウイスキーをリリースする本坊酒造の本拠地は鹿児島。
創業自体は1872年であり、19世紀に誕生した会社である。
鹿児島は言うまでもなく、焼酎の本場中の本場。その蒸留酒と共に歩んできた本坊酒造が、戦後、洋酒の時代が到来することを予測して、ウイスキーの製造免許を取得したのは、1949年。
新興のウィスキー製造会社とは一線を画している。
そして山梨にウイスキーとワインの製造工場を設立したのは1960年。
これにより蒸留のほかに醸造ワインも手がけ、サントリーや宝酒造のような、いわゆる総合酒類メーカーとしての歩みをスタートさせた。
この山梨県笛吹市石和のウイスキーの製造工場を1985年に独立移転させたのが、現マルス信州蒸溜所である。
場所は、中央アルプス・千畳敷カールの麓、宮田村。
標高は798メートルで、国内では最も標高の高い場所にある蒸溜所となる。
年間の平均気温は11度。月別の平均気温は8月が22.6度、1月がマイナス3.7°と冷涼ではあるが、気温のピークを見ると、真夏で約33度、真冬でマイナス10度以下と、その差は50度近くにもなる、寒暖の差が大きい高原型の天候である。
天竜川の支流、大田切川の畔に立つ蒸留所には、地ビール、南信州ビールの工場(駒ヶ岳醸造所)も併設されている。
現在、蒸留所のビジターセンターのはす向かいには、一対の古びたポットスチルがモニュメントとして置かれているが、これが山梨の工場より、この信州蒸溜所に移設されたオリジナルの「岩井式ポットスチル」である。
岩井式ポットスチルとは、ニッカウヰスキーの創業者、竹鶴政孝が摂津酒蔵で勤務していたときの直属の上司である岩井喜一郎の名にちなんだポットスチルで、岩井は竹鶴のスコットランド留学を強くおした人物である。
そして、竹鶴が帰国した際、岩井に提出したのがウイスキー実習報告書であり、後に国産ウイスキーの出発点となった世に言う竹鶴ノートである。
1945年に本坊酒造の顧問に就任した岩井は、本坊酒造が1949年にウイスキー製造習得し、1960年に洋酒生産の拠点として、山梨工場を竣工した際、ウイスキー製造部門の蒸留工場設計と指導に携わり、先の竹鶴ノートを参考に岩井式ポットスチルを設計した。
マルスウィスキーの生みの親とも言える岩井は、ジャパニーズウイスキーの初期の偉人の1人でもある。
樽種はアメリカンオークの新樽、シェリー、ミズナラ、バーボン、そして自社ワイナリーで使用していたワインカスク。
サイズはバレル、ホグスヘッド、パンチョン、バット等と多彩な樽で熟成されている。
まとめ
サトイモの好きな越百。
に、非常に方向性が似てるように思いました。
より濃厚、複雑味が加えられた逸品。
ここ最近は毎年シングルモルトを出していて、それぞれに味わいが違うようなので、過去のもの、また最新のものも気になるぅぅぅ
でも、1万は少し高いなぁ
バーかなんかで飲み比べできたらいいね!
ではでは今日も夜な夜な琥珀色、また!