笹の川の本気が出てきた感あるねぇ
サトイモの感想:どっしりフルーティ!
好き度:8/10
コスパ:8/10 参考価格¥5000円前後
- ヘビーだけど麦感やフルーティも味わいたい方
- マルス越百が好きな方
度数:47%
香り:スモーキ―でフローラル、穀物の甘み、酸味のあるチェリー、トロピカル要素も若干
味わい:酒質の強さが主張しどっしりなのにスウィート、フルーティで麦感の甘味なども強く感じられる、奥に炭焼き、ウッディな渋みも
少しの加水でめちゃスムースに、でもどっしり旨味は消えず素晴らしい!
ハイボール、良い!フルーティが広がり、少しのスモーキ―さも心地よい!
蒸留所は違うが越百の上位モデルのよう!
弊社の創業は明和2年(1765年)。ウィスキーの製造免許は昭和21年(1946年)に取得し、現存する東北で最古の「ウィスキーメーカー」として製造を続けております。
安積蒸留所も蒸留を再開し、原酒も順調に育ってまいりました。
本品は安積蒸留所の原酒をキーモルトとして、世界各地の4か所の代表的なウィスキー原酒とブレンドいたしました。
「安積蒸留所&4」ブレンドをお楽しみください。
本品はノンチルフィルター(非冷却ろ過)、ナチュラルカラー(無着色)としておりますので、まれに保存温度の変化により、沈殿物の濁りが出る場合がございますが、製品由来のものでございますので品質等に影響はございません。
笹の川酒造・安積蒸留所についてー公式ページより
福島県安積平野。
安積疏水の流れるこの地に、東北唯一の地ウイスキーを造る「安積蒸溜所」はある。
それは、1946年(昭和21)にウイスキー免許を取得した山桜酒造にはじまる。
酒蔵としての歴史は300年を超え、猪苗代湖の南に創業した1710年(宝永7)にさかのぼる。
1765年(明和2)郡山に移り、磐梯颪の寒風にさらされた銘酒の醸造を続けたが、戦後の米不足から困難を極めることに。
これに欧米文化の流入があいまって、ウイスキー造りに取り組むことになったのだ。
戦後の混乱を経て、高度成長期にウイスキーの時代がやってくる。
1980年代、「北のチェリー、東の東亜、西のマルス」と呼ばれ、笹の川酒造が送り出したチェリーウイスキーも北の雄として人気を得た。
しかし、世は移り嗜好の変化とともにウイスキー不遇の時代が訪れる。
やがてウイスキーを詰めた熟成樽は蔵の奥で眠ることになった。
その頃、他社の地ウイスキーも苦境にあえぎ続けていた。
2003年(平成15)、東の東亜も暖簾を下ろすこととなり、紆余曲折の末、羽生の同社蒸溜所にあった原酒樽を笹の川で預かることとなった。
この樽こそ、イチローズモルトとして、カルト的な人気を博すベンチャーウイスキーへとつながるとは誰が予想しただろう。
2016年(平成28)冬、創業の地から移築された伝統的な土蔵建築の蔵を「安積蒸溜所」として始動。
白い漆喰の壁に囲まれた蒸溜所内には、ポットスチルやマッシュタンなどの設備が整った。
気候、蒸溜所内の環境、ポットスチルの形状、熟成樽の違いなどが、千差万別の香りや味わいを生み出し、「安積蒸溜所」の個性を決めていく。
けっして数多くは造れないウイスキーだからこそ、その個性を楽しんでいただきたいと願っている。
ジャパニーズウイスキーは空前のウイスキーブームに沸く欧米で、近年、注目を浴びている。
多くのファンの方々のお陰をもって、「安積蒸溜所」がリリースするボトルも例に漏れない。
だが、ブームが落ち着いた時ためされるのは、ウイスキー造りへの情熱であり、生まれ育つ風土への愛情なのだと信じている。
杜氏が丹精込めて仕込む清酒と同じく、真摯にウイスキーと向き合いたい。10年、20年、果てない時のかなたを見つめながら。
まとめ
おぉサトイモの好きな越百のよう!
越百にフルーティさや若干のスモーキ―さも感じられるなかなかの逸品!
もし、ワールドブレンデッドウィスキーの順位をつけるとしたら、セッションと同列1位にしたいくらいに好き!
セッションが女性向けだとしたら、こちらは男性向け。
トワイスアップ(ウィスキー1:水1)だとすごい飲みやすく、香りもたって味わいが変化したのが興味深かったです。
ハイボールでも美味しいけど、これはしみじみ飲むのに適しているように思いました。
ジャパニーズ、美味しいの出てきますねぇ、追うのが大変ですねぇ
ではでは今日も夜な夜な琥珀色、また!