スコットランド最北端の港町、男の酒”プルトニー”と聞いたが….
サトイモの一言:単純に美味!
好き度:7/10
コスパ:7/10 参考価格¥5000円前後
香り:フルーティさが心地よい、南国の熟した果実の香り、奥に桃!
グラスの香余韻:梨、フレッシュで芳醇なリンゴ
味わい:スムーズ、フルーティ、ビター感あり、甘みとドライさのバランスが絶妙、余韻はスパイシー、ミディアムタイプ
開けてから数週間後、桃を感じたときは感動したよ!
オールドプルトニーと蒸留所について
- 年間生産量:180万ℓ
- 主なブレンド先:インバーハウス、ハンキ―バニスター、マークアーサーズ
モルトウィスキーコンパニオン(マイケル・ジャクソン著)によると、ワイン雑誌「デカンター」により1980年に初めてこのオールドプルトニーの潮っぽさを指摘されたのだとか。
「海岸のウィスキーは本当に塩の味がするのか?」今では、海岸沿い=塩(潮)は一般的な考えになっているが、以前は謎だったよう。
今回、筆者はタリスカーやアイラに通じる潮感を感じ取れなかったよ。。時間がたったり、ボトルによっても差異があるのだろうか?
スコットランド本土で最北(島を入れるとハイランドパーク蒸留所)のオールドプルトニー蒸留所。
ピートと岩が多いことで有名なケースネス州の北海に面したウィックという港町にあります。
創設は1826年で、ニシン漁業景気に沸く中、新しく主要な基地として街が建設され、それとともに蒸留所も建てられました。
当時、蒸留所の人間の多くは漁師で、海の男に育てられ愛されたウィスキーと言えますね。
旧ボトルではニシン漁船がラベルに大きく描かれていましたが、現行ではラベル下の丸い部分に描かれています。
まとめ
特徴は、スコットランド本土の最北端の港町で蒸留した海の男たちによるウィスキー。
ハイランド由来のフルーティな特徴と、海の男たちによるドライでスパイシーなバランスはそんな背景が生み出すのかもしれません。。
蒸留所の場所って、すごく重要なんですね。
今日は以上になります。
今日も夜な夜な琥珀色、ではまた!