あまり聞きなれない銘柄だけど、バランタイン17年のキーモルトだって!
サトイモの感想:上品な蜜フルーティ!
好き度:8/10
コスパ:7/10 参考価格¥5500~6000円(22/8→24/4 7800円前後↑)
香り:非常にスウィート、甘く華やか、イチゴ、フレッシュなリンゴ、シトラス、上品なハチミツ、シナモン
味わい:スムーズ、華やかなフルーティさが広がる、トロピカル感も、40%のわりに濃く感じられ、余韻が意外に長い、奥にピートもしくはスパイシーさも
ヘザーハニーでしょうか、非常に甘くフルーティな一本!
数滴の加水をすると、香りはもともとひらいていたので変わり映えはしないが、味わいがスウィートよりスパイシー寄りの不思議
- ボトルのラベルより
・ファーストフィルのアメリカンオーク樽のみ使用
スキャパ蒸留所について
参照:世界のウィスキー図鑑 デイブ・ブルーム/著
サントリー公式ページ
- 主なブレンド先:バランタインズ、ティーチャーズ
- 年間生産量:100万ℓ
北海に浮かぶオークニー諸島の一番大きな島メインランド。
その島にあるスキャパ湾を望む高台の上に建てられたスキャパ蒸溜所。
1885年開設。
ハイランドパーク蒸留所からは直線距離約1.6キロほど。
「スキャパ」とはノース語(ヴァイキングの言語)で「ボート」を意味。
丘では高緯度の寒冷な湿地に多いツツジ科の灌木ヒースが強い風に揺れている。
北海と大西洋をつなぐこの海峡は、第1次世界大戦時の1918年にドイツの戦艦ヒンデンブルグとセドリックが沈められたことで有名で、崖から沈んだ戦艦の舟形が波間に見え、長い間、見物客で賑わったとのこと。
蒸溜所はこの第一次世界大戦の間、スキャパ・フローに駐留していた英国海軍将校達の兵舎として使用され、ミルルームには彼らが作った木造の階段が残っており、英国海軍の思い出が偲ばれる蒸溜所として知られている。
ピートを効かせず、みずみずしい果実感あふれた特徴を生みだす鍵は、ローモンドスチルにおかれたスチルハウスにある。
調整版は外されたが、太いネックと精溜器は、銅との会話時間をたっぷり提供する。
新たな所有者シーバス・ブラザーズ社のもとで改修が行われ、この小さな蒸留所と抜群の飲みやすさを誇るウィスキーは、ようやく人々に知られるようになった。
まとめ
サントリーの動画を見ると、最後のセリフに、
「スコッチを超えるもの、それはオーカディアン」
と謳います。
もともとバランタイン17年がとても好きで、キーモルトのスキャパ、気になっていましたが、期待を超える逸品でした。
年数表記なくてこの味わいなので、熟成ものはどんなものなのかさらに気になってしまいます!
バランタインの構成銘柄、攻めていきたいと思います、、。
では今日も夜な夜な琥珀色、また!